コタキナバルの海岸には「Central Market」「Wet Market」「Handcraft Market」という三つの市場がぐちゃっとくっついてドカンとある。
感覚的にわたしはあまり海に縁がないものだと思っていたのだけど、よくよく考えると子どもの頃はよく海へ行っていた。寺泊や柏崎の海、佐渡ヶ島へもよく行った。なんとなく海の市場の雰囲気に懐かしさを感じるのは、きっと寺泊の海を思い出すからだ。
海に縁を感じないのは、たぶん船に興味が無いからだ。
乗り物は好きなのだけど、カーフェリーは大きすぎて乗り物というよりも島が移動しているような感じ。小さい船は、滑ったとか転んだとか頭ぶつけたとかめちゃくちゃ酔ったとか、そんなことばかりを思い出す。海は少し怖い。でも最近好きになりました。
ハンドクラフト・マーケットは問屋街の風情で、お土産をいっぱい買ったのに75RM(2145円)。ボリュームディスカウントを電卓を使って説明してくれる。
ぐちゃーっと、こんなかんじ(動画)
外にはミシンが並ぶ。男性のお直し屋さんがズラリ。手早くやっている。
こういういたずらなレイアウトをする人は、どこの国にもいるものらしい。アホだなー。
ここからは、食べ物エリア。
奥さんと目が合ったので、この若いご夫婦の屋台へ。
鮮やかな手さばき(動画)
見た目は地味だけど小さいシーフードの乾燥した具が入った焼きそばとカレー、野菜炒め、ドリンク2杯で11.5RM(329円)。なにかの間違いかと思った。
しかも、どれも美味。レベルが高い。このエリアのごはんのコストパフォーマンスは最強でした。
海が年々、少しずつ身近に感じられるようになってきました。