うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ゲストハウス事情 / キナバル・バックパッカーズ・ロッジにステイ

キナバル・バックパッカーズ・ロッジ
コタキナバルは行ってみたら活動はバスがベースで、大きな移動は飛行機を使うことになる。初日に入った宿の居心地がよかったので、最後まで同じゲストハウスで過ごしました。
インドやスリランカ同様、ゲストハウスの場合は予約せず、なりゆきで決めます。
予備知識として、

  • コタキナバルは今年のはじめに日本からの直行便がなくなったので、日本人が格段に減っていること
  • リーマン・ショック以前にコタキナバルへリゾート旅行へ行った事のある人の話を聞いていたこと

があり、宿は供給過多だろうなと思っていたらやっぱりそうでした。


ホテルを利用するのは中華系の人が多く、この街のバックパッカー・ゲストハウス利用者は、西洋系の人+マレーシア国内のほかの島の人+アジア系という印象。
このサイトを見ると雰囲気が摑みやすい。→「サバ(州)ツーリズムのBB紹介ページ


スリランカの海沿いの町と全く同じように、宿の構成はこういう感じです。


ざっくりですが。
青=しっかりしたホテル(ヒルトンとかああいう)
緑=日本のビジネスホテルくらいのホテル
赤=ゲストハウス、ドミトリー

海沿いほどリッチ。緑のエリアは、「酒屋」と書いてある、中華系の人がビジネスでやってくる宿っぽいホテルが多かったです。


こういう感じの「旅館」という風情。



だいたいこのエリアへ行けばよいのだろう、という赤い右下のエリアへ行き、ぶらぶら。
地球の歩き方」に乗っている宿含め、いくつもある。値段はどこも同じ感じみたい。


ボルネオ・バックパッカーズ(Borneo Backpackers)は西洋の人が多い印象。




そのすぐ向かいにあるルーシー・バックパッカーズ(Lucy Backpackers)。とてもかわいらしい。



トロピカーナ・ロッジ(Tropicana Lodge)。ここははじめバーかと思っていたのだけど、それはゲストハウスのラウンジなのでした。



わたしがほぼ1週間過ごしたのは、トロピカーナ・ロッジの向かいにある


キナバル・バックパッカーズ・ロッジ(Kinabalu Backpackers Lodge


なんとなく、車道側から見たときに


かわいらしい色使いだなぁと思って前まで行ってみたときに、ちょうどオーナーっぽい大人の男性が通りがかって「部屋見てく?」という感じでドアをあけてくれました。まったく勧誘の雰囲気なく「麦茶のむ?」という感じだったので、スーッと。
その人は、あとは少女に仕事をパス。かわいらしい女の子がお部屋を見せてくれました。



いちばん手前のお部屋でした。



即決。値段もオープンで、ネットに記載のとおり。母と二人だったのでのダブルルーム。ふたりで一泊68RM(1945円)です。エアコンつきの快適ルーム。



電源装備はいつも自前だけど、ここのゲストハウスはキッチンに変換プラグがあって、親切だと思いましたよ。(ほかもけっこうあるのかな)



シャワーと



トイレは共同。



朝食は自分でパンを焼いて




テラスで食べる。



ほかの旅人との出会いもだいたいここ。



毎日帰ると「おかえりー」と、知らない人(その日の宿泊者)が迎えてくれる。
入り口兼テレビスペース(ロビー)の奥に、フリーインターネットのパソコンが2台置いてある。



テラスは物干しスペースでもあり



すぐ乾く。



受付の女の子は休憩時間に台湾のドラマを楽しそうに見ている。普段とてもよく働いていて、とにかく掃除・洗濯ばかりしている印象だったので、こういうちょっときゃぴっとした姿を見るとほっとした。



わたしが過ごしたこのエリア以外の、他のゲストハウスエリアにも気になる宿は多く



X-PLORER BACKPACKERS」や



Asia Adventure Lodge」など、外から見ていい感じだなぁと思うところは、わたしがステイしたエリアよりも一本海に近いブロックにある。



上の地図で左下にあるエリアにも、よさげな宿は多く


「旅店」「酒店」のような漢字の看板が多い。
このエリアはおいしい食べ物屋が多くて街のモスクにも近い。コーランがいい感じで聞こえてくる場所。主に食べ物のほうが理由で「このあたりにいっかい泊まってみてもよかったかな」と思ったりした。


コタキナバルは宿の予約など気にせず、いきなり行っても大丈夫です。