うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨーガとからだの科学―インドの聖僧によるアーサナ、プラーナヤマ、瞑想法

これはウィッシュリストに入れようと思って酔っ払って間違えて注文してしまったのですが、ものすごく良かったです。ものすごくよい「復習本」。
スワミ・ヨーガスワルパナンダさんという人が著者で、小山芙美子さんというかたが翻訳・編集をしたものです。

ざっと構成は
 出版の経緯、インドのアシュラムの風景写真など
 第一章:心がまえ
 第二章:準備のための立ったポーズ
 第三章:完全リラックス法
 第四章:重要なポーズ
 第五章:坐法
 第六章:呼吸法(プラーナヤマ)
 第七章:瞑想のガイドライン
 第八章:ディバインライフ・ソサエティとスワミ・シバナンダ
 用語解説、イラストによるポーズの連続説明

これは、ヨーガを実践する人であれば、一家に一冊あったほうがいい。そのくらい、少ない文字数なのに上手に多くのことが要約されています。一冊を通して、著者と翻訳のかたのヨーガを難しくなく、かつ丁寧に伝道したいという思いが伝わってきます。
喉を締める「肩立ちのポーズ」の後に、逆に喉を引き延ばす「魚のポーズ」をやるのがよいなど、各ポーズのポイントがとてもためになります。これは、ラクダのポーズの後にウサギのポーズをやるのがよいとされる理由と同じです。

ポーズ解説が非常にいいのに加え、第一章の「心がまえ」の章もとてもよいです。ざまざまな「調和」についての考え方の解説が簡潔かつわかりやすく書かれています。
これは、ぜひヨガ仲間に回覧しなくては。と思った一冊です。

ヨーガとからだの科学―インドの聖僧によるアーサナ、プラーナヤマ、瞑想法
ヨーガとからだの科学―インドの聖僧によるアーサナ、プラーナヤマ、瞑想法スワミ ヨーガスワルパナンダ Swami Yogaswarupananda

東宣出版 1997-03
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