うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

斐太神社から宮内池を通って鮫ヶ尾城址へハイキング(新潟県妙高市)

GW新潟県へ出かけてきました。

ハイキングを趣味にしている山姥さま(母)の引率で「斐太歴史の里」のコースを歩いてきました。

長岡から北新井駅まで電車で行って、そこから徒歩です。

ハイキングの入り口となる斐太神社まで30分くらいゆっくり歩いて、10時頃から夕方までこの山で過ごしました。

 

北新井駅から斐太神社へ

もちろん無人駅です。

 

 

 

川を渡りました。

 

 

 

何度かここへ来て徒歩の近道を地元の人から教わったという山姥さまの「開拓ルート」を歩きます。

行きはこのように曇っていましたが

 

 

 

晴れるとこんな感じです。

 

 

 

春は桜が咲いて、すごく良いのですって。

 

 

 

斐太神社が見えてきました。

 

 

 

この裏を登っていくと、斐太歴史の里の観光案内所があります。

 

 

 

自販機やトイレのほか、室内で食事ができるテーブルと椅子があります。

 

 

宮内池

池が綺麗な場所でした。

 

 

 

釣りをしにきている人がいました。

 

 

 

奥の方でカエルが一匹鳴いていたので返事をしたら、また返事が返ってきて、しばしマンツーマンの会話になりました。

カエルと話せた感じがしたのは、この日が初めてです。

 

 

道中の花と頂上風景

その前に過ごした伊豆もそうでしたが、山藤が満開でした。

 

香りがしました。

 

 

 

椿は終わりの頃。

 

 

 

この「オオイワカガミ」があちこちに咲いていました。

めちゃくちゃ可愛らしい花です。

 

 

 

頂上からの景色です。

 

 

帰りに「継続だんご」を見ました

長岡駅からいくと、直江津駅で乗り換えになります。

帰りに少し時間があったので売店を覗いたら、あの「継続だんご」がありました。

 

 

林芙美子さんの『放浪記』に登場し、名物にされているものです。

フーミンが東京にいてもいいことないしお金もないし、なんとなく時刻表を開いていっちょこの直江津とやらにでも行ってみようかなと思って来て、来てみたら大したことなくて、お団子を食べます。

(以下『放浪記』より)

「この団子の名前は何と言うんですか?」

「ヘエ継続だんごです。」

「継続だんご……団子が続いているからですか?」

 海辺の人が、何て厭な名前をつけるんでしょう、継続だんごだなんて……。駅の歪んだ待合所に腰をかけて、白い継続だんごを食べる。あんこをなめていると、あんなにも死ぬる事に明るさを感じていた事が馬鹿らしくなってきた。

 

こんなにも not happy なのに、さらに続いてたまるかーい! というツッコミに使われています。

そしてのちに東京に帰ってから、直江津へ行った頃は絶望して死ぬことを考えていた、そんな自分にさらにツッコミを入れます。

旅で少し元気になった心の描写にまたこのお団子の名前が登場します。

(以下『放浪記』より)

私は旅から生きてかえった事がうれしくなっている。こんな甘いものだらけの世の中に、自分だけが真実らしく死んで見せる事は愚かな至りに御座候だ。継続だんごか!

 

このテンポが完全に現代のリズムで、放浪記はやっぱり文章がおもしろい。

フーミンと同じ場所に来たんだ! と思いながら帰ってきました。

 

今週のお題ゴールデンウィーク振り返り」)