JR吾妻線の中之条駅で降りて「道の駅霊山たけやま」まで歩き、その登山口から嵩山(たけやま)という山へ登ってきました。
標高789mの、ちょっとした山歩きにとてもよい強度です。高齢者と一緒だったのでゆっくり歩き、わたしは登山初心者なので山姥さまが先頭を行って足の置き場をガイドしてくれました。
終盤がちょっとワイルドな冒険的ハイキング。
表登山道と東登山道はすぐ近く。便利なコースです
近くまで行けば案内があるだろう、ということで、ここまで来てみました。
道の駅霊山たけやま。
こんな詳細案内プリントがありました。
所要時間2時間15分とありますが、これはかなりヤングで健脚の人の計算です。
わたしたちは倍の時間をかけて、高崎駅で買った美味しいパンをつまんだりしながら歩きました。
道の駅の駐車場のあっち側から登ってこっち側に戻ってこられる、便利なルートです。
このハイキングコースは嵩山三十三観音と名付けられていて、あちこちに観音様がいらっしゃいます。
コース案内が親切でわかりやすく助かります。
経塚近くの「実城の平」「西国秩父観音群」
ちんたら歩くのに楽しいコース!
わたしのおすすめ休憩スポットはこちらです。
三頭身の、ハイスクール奇面組の小さいモードで集う観音様たち。
あたくし何歳になってもこの比率が大好きなんですの。
経塚というポイントの近くにある「西国秩父観音群」です。
こんなふうに、ちゃんとポイントの名前の案内があります。
途中からは、やっぱり「霊山」
そういえば、道の駅の名前に「霊山」とありました。
途中からほんとうにそういう感じになってきました。
先に山姥さまが登ります。
わたしは体力と柔軟性はあっても登山はほとんどしないので、足場が難しくなるとリードしてもらっています。
山姥と岩と松。
途中で満足できちゃう、楽しいコースです。
頂上と女岩
道中がワイルドすぎて、頂上は「あら、ここが頂上なの」という感じでしたが、女岩の存在感がなかなかでした。
霊山! て感じがします。
群馬の山に詳しい人は、全部わかったりするのだろうか。
東登山道へ下山
帰りは、意識を全て自分のバランスに集中させました。
先に降りている山姥さまが、足場をガイドしてくださいました。
言われた通りに足を置いて降りました。
途中に岩山の切り出し方が芸術的なところが何箇所かあって、足を止めて見惚れました。
黙々と歩いてきたら、道の駅の駐車場横の公園に出ました。
ここが東登山道入り口。ここにも看板がありました。
そして数十秒歩けば、また最初の表登山口です。
他に有名な山がたくさんあるので来てみるまで知らない場所でしたが、ここはほんとうにぷらっとハイキングをしたい気分のときに、スニーカーとデニムでいける、整備の行き届いたおすすめスポットです。
気軽に霊山へ登るベトナムのおばあさんだったら、便所サンダルとワンピースで来るタイプの山。日本でもこういうことができる場所って、あるのね。
いいとこ見つけちゃいました。われわれは登山口まで歩いてきました。
▼この山ですー