チェンマイでは自転車を借りて毎日どこかへ出かけていました。
少しずつ土地勘と距離感をつかんで、頭の中で地図がつながっていきました。
SIMを入れていなかったので、事前に部屋で地図のスクリーンショットを保存したりしていたのですが、いざ走り出すとそれを見るのが面倒になって、ざっくりこっちだろうという方向へ進んでは早とちりをして寄り道をして・・・なんてことを繰り返して行きました。
こういうときにふと迷い込んだ場所が面白かったりするので、こういうコスパ&タイパの悪いことがわたしは大好きです。
旧市街の北門から出て直進・ランナー・ ラーマ9世公園へ
旧市街の北門「チャーン・プアク門」をでて、ひたすら北上すると左側に森が見えてきて、そこがランナー・ ラーマ9世公園で、その敷地の西側に博物館があります。
ただ真っ直ぐ行くだけなのだけど、途中で越える「スーパー・ハイウェイ」と地図にある道路を渡るのが、なんか緊張します。
渡ってしばらくして森が見えてきたときには、ホッとしました。
直進するだけなのにここへ来るまでにちょっと寄り道のように入った道がおもしろくて、「YOGA」の看板を見つけて、ちょっとした発見がありました。
ランナー・ ラーマ9世公園へたどり着きました。
とても大きく綺麗な公園で、ママチャリで走っているだけで楽しい気分になりました。
湖の横を走って山岳民族博物館へ
公園の西側まで走ります。
山岳民族博物館は、湖の中心にあります。
途中で暑くなって、半袖に衣装替えして再出発です。
チェンマイは標高が高い場所にあるようで、朝晩の寒暖差の大きな街でした。
湖のほとりで大音量で歌謡曲をかけてお店の準備をしている人たちの生活が楽しそう。
湖の奥に見えるのが山岳民族博物館です。
山岳民族博物館
到着したときに湖やゲートの写真を撮っていたら番犬がすごい勢いで寄ってきて、それを追いかけるように中のスタッフの人たちが出ていらっしゃいました。
こちらです。
展示室では、アカ族、ラフ族、リス族、ヤオ族、モン族、カレン族、ルア族、カム族、フティン族の生活道具や生活様式の映像を見ることができます。
この無表情さがリアル。
特にアカ族のコーナーが印象に残りました
鳥居があって
顔がいい。
無表情加減がこれまたリアル。
書物も見どころです
なんとなく意味が読めるものに、目が釘付け!
政治的取引の要件を記載したこれらのものが、とても興味深かったです。
「至急」とか「兵」がいっぱい出てきます。
このほか、タイの定住化政策によって個人が伝統から離れることを強制される現実について解説された映像もあって、多様性が着々と滅ぼされている、と思いながら見ました。
緻密な、おしゃれな刺繍がいっぱい。
これは女子トイレ、男子トイレの前にあった板。
こういうのが好きなかたにおすすめの観光地です。
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