年末年始に、ムンバイから北西へ移動する西インド旅行(12日間)をしてきました。これは全記事のまとめです。
インドへは何度か行っているのですが、西インドへ行くのは初めてです。インドは日本の8倍分の国土面積があるので、一度にあちこち行けないスケール。
西インドは、インドへ漠然とした恐怖感というかハードルを感じている人に、最もおすすめといえます。南インドほどほったらかしにされないし、デリーみたいにガツガツこない。「寄ってくる人は大体なにかを売りつけたい人」というわけでもなく、聞けば親切に教えてくれるしぼったくり率がデリーに比べてすごく少ない、要約するとそんな理由です。
南インドはゆったりとしていて空気もきれいですが、ほったらかしor売り込み、という二極なところがなくもない。中間が少ない点で一人旅だと不安かもしれない。と考えたときに、西インドはいろいろ「中間があって、ほどよい」です。
<予算 ひとり分>
- 88,170円(航空券)
- 1,550円(インドビザ)
- 35,000円(その他すべて)
⇒総計:124,720円
インドルピー1.8円で計算しています。手数料も含めて、全4回の両替分を割り戻すとそのくらいの値段でした。宿泊・インド内交通費・食事・ショッピングなど、ふたり旅で7万円でした。
今回はあまり食事をしていないぶん、ルピーをあまり使いませんでした。おなかをこわさなければ、もっと使っていたはずです。まる三日食べない、まる一日食べないということを断続的にしていました。そのぶん、宿を豪華にしたりしました。
以下まとめておきましたので、西インドへ旅行を考えているかたは、ちょっくら参考にしてみてくださいな。
▼持って行ってよかったもの
▼持って行かなかったことを悔やんだもの
- マスク(とにかく大気汚染と乾燥がすごい)
- ハンドクリーム(乾燥がすごい)
- オロナインなどの、かかとクリーム(せんべいみたいに割れる)
- ホッカイロ(年末年始はすごく寒かった)
- 長袖ヒートテック(理由は同上)
- パーカーなどの上着(理由は同上)
- サングラス(昼は日差しが強い)
- さらに多くの風邪薬と正露丸(ぜんぜん足りなかった!)
▼持って行ったけどそんなに必要なかったもの
- 蚊取り線香(あんまり蚊がいなかった)
- 電卓(たまに引っ張り出すスマホの機能で足りるくらい。×1.8計算なので、ほぼ暗算でいける)
- 折りたたみ傘(ムンバイやアーメダバードは人ごみがすごくて使えない場所も多い)
- タオル(どの宿も、いまはだいたいある)
★まとめリンク★
▼1日目
空港から徒歩と電車で市街地へ行き、予約していた宿に泊まりました。
▼2日目
ムンバイの街の中で、電車のチケットを買いに行ったり宿を移動したりしました。
- 【街】ムンバイ市街地、チャーチゲート駅、CST、インド門へ
- 【街】チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(文化遺産・ムンバイ)
- 【街】ムンバイのインド門の左側で悶絶してきた(Gateway of India / Mumbai)
- 【移動】ムンバイのチャーチゲート駅向かい「PASSENGER RESAVATION CENTER」で長距離電車チケット・外国人用を買う
- 【宿】Hotel Travellers Inn(ホテル・トラベラーズ・イン / ムンバイ)
▼3日目
ムンバイからアーメダバードへ移動しました。
- 【移動】ムンバイからアーメダバードへ特急列車で行く。6時25分発の12009号
- 【街】ムンバイから北西へ。はじめてのアーメダバード街歩き(Ahmedabad)
- 【宿】Moti Mahal Hotel(モティ・マハール・ホテル / アーメダバード駅前)
▼4日目
アーメダバードの街のなかで観光しました。オートリキシャーに乗って博物館やガンジーアシュラムへ行きました。
- 【街】シューレヤス博物館 SHREYAS MUSEUM(SHREYAS FOUNDATION 内 / アーメダバード)
- 【街】タゴール・ホールと市立博物館、凧の博物館(アーメダバード)
- 【街】サーバルマティー・アシュラム 通称:ガーンディー・アシュラム(アーメダバード)
- 【移動】ラール・ダルワージャー・バスターミナルから、西へ北へ鑑賞観光(アーメダバード)
▼5日目
引き続き、昼はアーメダバード観光の一日。夜は夜行バスでブージへ移動しました。
- 【遺跡・寺】シディ・バシール・モスク(Sidi Bashir Mosque / アーメダバード)
- 【遺跡・寺】ギーター・マンディール(Gita Mandir アーメダバードのギーター寺院)
- 【街】Garvi Gurjari Emporium(州立ショップ)を探して市内をうろついた一日
- 【移動】アーメダバードからブージへ夜行バスで移動する(Ahmedabad → Bhuj)
▼6日目
カッチ地方のブージへ。パキスタン寄りの地域へ早朝に到着し、街歩きをしました。
▼7日目
この日は一日、ブージのクラフト村を観光しました。
- 【村】機織りと刺繍の村、ブジョディ(Bhujodi / ブージから約10キロの村)
- 【村】カーラ・ラクシャ(Kala Raksha / ブージから約25キロの村「スムラサール」内)
- 【移動】ブジョディとスムラサール。ふたつのクラフト村へ行った
▼8日目
昼間はブージの街にある博物館、寺院、遺跡観光にでかけました。夜は夜行バスに乗りました。アーメダバードへ戻ります。
- 【遺跡・寺】スワーミナーラーヤン寺院とその中の博物館(Bhuj / Shree Swaminarayan Temple)
- 【遺跡・寺】プラグ・マハル宮殿(Prag Mahal Palace / ブージ)
- 【街】バラティヤ・サンスクリティ・ダルシャン博物館とカッチ博物館(ブージ / Bhuj)
- 【街】ラジェンドラ・パーク(Rajendra Park / ブージのハミルサール湖内)
- 【街】ブージの街を観光。博物館、湖、公園、宮殿。そしてお買い物(Bhuj)
- 【移動】ブージからアーメダバードへ夜行バスで移動する(Bhuj → Ahmedabad)
▼9日目
二度目のアーメダバード。モスクへ行ったりマーケットを歩いたりしました。
▼10日目
この日は久しぶりに普通に食べられるようになったので寺院を見に行ったあとにレストランで豪華な食事をしました。お買い物もしました。
▼11日目
この日は移動日。列車で9時間、ムンバイに戻りました。
- 【移動】アーメダバードからムンバイへ普通列車で行く。7時00分発の22954号
- 【街】ボリウッドの街。映画館だらけのムンバイの交差点
- 【宿】HOTEL NATIONAL(ムンバイ Grant Road, Shalimar Theatre 近く)
▼12日目
最終日。ムンバイのガンディー博物館へ行き、その近くの街を歩きました。
▼文化、生活、人々、雑感
- 西インド雑感
- トイレはどうなのか
- アーメダバードの歩き方 私的アーメダバード・マップ
- 両替あれこれ。アーメダバードで両替するならマハラジャ・コンプレックス(Money Exchange)
- インド人の多くがヨガをするというイメージは、日本人の多くが抹茶をたてていると思うようなもの
- 引き受けるときに、意志のあるやさしい目をする人たち
しつこいようですが、正露丸とマスクは必ずたくさん持って行ったほうがよいですよ!
▼おまけ