うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

秋野不矩美術館 展示「水」の声を聴く〜いのちの源〜(浜松市)

絵本『クリシュナのつるぎ』と『きんいろのしか』の絵にすっかり魅せられ、浜松市にある秋野不矩美術館へ行ってきました。

 

現在は「水」がテーマの作品が展示されていて、ガンジス河の景色や雨雲を描いたものがあり、特に朝陽がキラキラ水面に映る様子を銀箔を使って表現された作品が印象的でした。

雨雲の中にポツッと降り出した雨の点線表現は『クリシュナのつるぎ』でクリシュナが産まれた嵐の日でも見た、あの点線。

 

そして、わたしがどうにもリアルに見えてしょうがないのが、インドの人がしゃがんでいる姿勢を斜め後ろから描いたものです。この脛の長さ! 膝の半径の小ささ! 足首! 背中ーーーっ!!!と声を出さずにいられない、無数にスケッチを描いてきたのであろう、骨格を捉えた表現。

ほんとうに、そこにインドの庶民の日常を感じる作品ばかり。海を描いた作品も素敵でした。

 

 

 

静岡に住む友人に「ここ知ってる?」と訊ねたら一緒に行こうと言ってくれたので、お言葉に甘えてドライブ旅行をしました。

 

坂道を歩きました。

 

 

 

電柱もすてき。

 

 

 

これは、茶室だそうです。美術館の設計は建築家・藤森照信さん。

 

 

 

美術館の外観です。

 

 

 

遠くから見ると、森の中にこのふたつがぽんとあります。

 

 

 

美術館のテラスからは、このように見えます。

 

 

これは、駐車場近くにあるオブジェ。学生さんが作成されたそうですが、秋野不矩さんの世界が別の表現方法で再現されていて、いいですよね。印象に残りました。

 

実際に目にしたら金箔や銀箔を効果的に使用された作品が多く、思っていた以上に表現のバリエーション・幅を感じました。

 

 

浜松の、もうひとつのインド

浜松では、「ボンベイ庵」というインド料理店で食事も楽しみました。

お車のある方は、ぜひ。(身近な人にこっそり教えたくなるようなお店でした)

Google Mapで調べて、予約して行ってみてください。すばらしいお店です。