一年半前に行ってここはいいなぁと思った芹沢銈介美術館へまた行ってきました。
今回はその目の前にある登呂遺跡も見ました。家の中へ入ってみました。
ここまでは、静岡駅からバスで10分くらいです。
登呂遺跡
まるで住宅展示場へやってきた気分です。
それぞれの家の中へ入ることができます。
いろんな間取りを見たり
玄関からの景色を見比べたりしました。
うーん。どの物件にするか、今日は決められないわ。と思いました。
何号室にしようかしら・・・。という妄想を楽しみました。
ここへはひとりで来ました。わたしはひとりでも、いつも頭の中でこんなことばかりしています。
ここは、登呂遺跡と美術館のエリアがどーんと大きな土地の塊になっています。
あっちが美術館です。
そろそろ向かうことにしました。
芹沢銈介美術館
現在は「芹沢銈介の絵本と挿絵」という展示が行われています。
ここの入り口が、いいのよねぇ。
すてきな美術館です。
今回の展示では新聞連載小説の挿絵を見ることができたのがよかったです。
芥川龍之介の『鼻』の挿絵もあって、内供(←主人公)も描かれていました。
芹沢銈介さんの描く僧侶は、岩のような頭蓋骨の法然さんが描かれた絵も味わい深いのですが、今回の展示にあった佐藤春夫作の新聞小説「極楽から来た」の挿絵も、ものすごーーーくチャーミングでした。