「上京ものがたり」「女の子ものがたり」につづいて、「営業ものがたり」。
裏切られた。と思いながら読みすすめて、途中でほとんどの人が泣いてしまうだろう、そんな物語がある。この本に収められている「うつくしいのはら」は名作といわれているらしいです。この物語も、セリフがすごいのよね…。
前半は基本的に下品バージョンなのだけど、終盤にある日々のやりとりのなかでアシスタントの人に「本当は大卒ってバラしますよ」と脅されているのがおもしろい。
マドンナのスピーチを読んで、そのスクリプトがあまりにも西原理恵子的であることから、思い出したようにふと読み始めたこのシリーズ。
マドンナのいう「ルール」をギャグにしてしまうことは、すごいことだとあらためて思うけど、いいのかな。とも思う。
西原理恵子と叶恭子と壇蜜をバランスよく読みたい。
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