予告で気になっていた映画を観てきました。
他人に対する「なぜ、だまって実行できないのか」という思いを、
なぜ、だまっていられないのか。（ネットでの発言も含む）
口に出さずに揶揄するマインドをぐいぐい掘り下げている。
10代後半〜20代のお子さんがいて「なんだか苦しそうだけど、どうしていいやら…」という気持ちの人には、すばらしい説明になるような映画。
充実していそうな他人への嫉妬
これは中高年でも老人同士でもやりあっている感情だけど、そのアウトプットは若い人の描写でないと見ていられないから、この映画のように美しい人たちが演じてくれているのがありがたい。主人公の男性がネガティブな思考に陥っているときの、背骨の上部が丸くなる感じがリアル。
この映画は、知人や同業者のSNSを見るのがやめられなかったり他人を監視するのをやめられない人にもおすすめ。
本人はネット上で何も発信していなくても、ネットで見つけた知人の言動について話している人は驚くほど多いし、そういう状況に対してわたしは「この人は、これをやめたら代替に何を選ぶのだろう」と考えたりして、そこにヨガもあったりするかしらん？ と思っているところがある。
これは、ドキュメンタリー映画といってもいい感じがしました。
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映画「何者」
