ひざが抜けるかと思いました。あごが外れるかと思いました。目ん玉が飛び出るかと思いました。
それも足りない。そのくらいびっくりした。これは名作。すごい二次創作。
聖書を題材に、あらゆる種類の嫉妬を短編小説の中に詰め込んでいる。たしかに聖書に残されたあのエピソードは「可愛さ余って憎さ百倍」の話なのかも。
とにかくまずは読んでみてほしいです。
わたしはこのへんでゾゾゾーッときた。
あの人は、私の此の無報酬の、純粋の愛情を、どうして受け取って下さらぬのか。ああ、あの人を殺して下さい。旦那さま。
無報酬じゃない(笑)。
この小説の朗読に、まったく違う設定の映像を乗せたドラマもすごかった。
この小説に描かれている心理がとても普遍的テーマであることがよくわかります。
「愛」なんて簡単に口にできるもんじゃない。
(映像はYoutube。このシリーズ、DVDで売ってくれたらいいのにな)
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