うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ゆっくりと話す修行

仕事の一環で人前で話す機会が年々増えているのですが、先日ボスから「もっとゆっくり話すようにしないと、周りがついてこれないよ」という指摘をしてもらってから、ものすごく気をつけています。


指摘をいただいたときにもその解釈違いを正しておきましたが、うちこの場合は頭の回転が速いのではなく、パソコンで言うと


 クリップボードがものすごく小さい仕様


なのです。
どんどん話さないと、立ち止まると


 あれ? 今わし、何のはなししてたっけ?


となる。
これが本当によくある。
ヨガのアーサナについて話すときも、よくヨガ仲間に


 それにしてもよくそんなにペラペラペラーーーっと言葉が出てくるね。


と言われるのだけど、違うんだ。
感じたことを、実況しているの。
考えてしゃべってない。


でも、人に説明をするときは、理解してもらえないと意味がない。


 進化できるから、開発しよう


とアドバイスをもらって、本当にそのとおりだなと思った。
今日は大勢の前で話す場だったので、とりわけ自分の中で


 声が


 遅れて


 聞こえて


 きてるかも〜


と思うくらいゆっくり話した。
でも、これでも人よりは早いんだろうな。


プライベートの気ままなおしゃべりではそんなこと言われたことないのだけど、なにかを説明するとなると、とたんに早くなってしまう。
旅先やお寺(なぜそこ)などで知り合って、なにか仕事的な仕切りをしている場面を見たことがないヨガのお友達は、うちこのことを「ゆるキャラ」と思っている人もいるだろう。寡黙だ、クールだといわれることもあるので、普段は地蔵みたいなもんです。(菩薩という意味ではなく)


でも仕事となると、スイッチが入る。
思考と呼吸のスピードを自在にコントロールできるようにならなくちゃ。
呼吸だね。難しいヨガです。