うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

デリーに到着。Ajay Guest Houseに泊まる

キャセイ・パシフィック航空で香港経由乗り継ぎ、デリー行き。デリーへの到着は1時間以上遅れた気がしますが(よく覚えていない・・・)、出口に出たらロニさんの言うとおりのプラカードを持ったインド人が待っていました。待っていてくれたのはBALUさん。3時間もここに居てくれたらしい。感謝。BALUさん、英語はそこそこですが、うちこもたいして話せるわけでもないのでいい感じ。
BALUさんは英語に自信がないみたいで、話すたびに「ドゥ ユ アンダルスタンド?」と確認してくれようとするのですが「ティーケー(OKのこと)アンダルスタンド!」と元気にお返事。1時間の移動の間にいろいろなお話をしました。(うちこは、インド版のRしっかり発音の英語が話せます)

インド人と知り合うと、「結婚してるのか」「子どもはいるのか」「ボーイフレンドはいるのか」の質問3点セットがかなりの確率ではじめに飛んできますが、BALUさんも名前を確認しあった後、いきなりこれでした(笑)。このへんはもう慣れきっていますので、いちいち答えます。
35歳で独身でボーイフレンドもいないうちこの状況に「ワイ、ワイ」(喜んでいるわけではない。「why」)って言われても「知るかーい!」と思いつつ、そんなことよりも、どうみても42歳くらいかな〜と思っていたBALUさんが31歳であることが「ワイ」でした。

そんでもって、よくある展開ですが、「私の電話番号とEメールアドレスをあなたに教えます。インドに来る日本人の人に伝えてください」的な会話が何度も。そのほか「マイ・ボスのロニはベリベリ、リッチマン」みたいな話とか。「ロニさんはものすごく日本語が上手ですよ。レベルが高いです」と話すと「オー、そうなんですか」的なリアクション。

ロニさんの日本語レベルはこんなですよ。(メールのキャプチャです)

「インドは何日ごらい、ヨガするんですか?」と、まだ気になるらしい。ヨガのことは頼んでいないのだが・・・ものすごい高感度営業マンですロニさん。(参考⇒ロニさんの営業感度


そして、会話の合間に「あなたはわたしにこのドライビングのお金を払う」みたいなことを言われて「ん?」と思いつつも聞き流し、ホテル近くに到着。「私の仕事はここまでです」といってお金を払って欲しそうにするのですが、「ちょっと待って。これではホテルの場所が私にはわからない。ちゃんとフロントまで連れて行って。話はそこからです」と伝えます。別にBALUさんに悪気があるわけではないとわかった上でのコミュニケーションです。
どうやら車を停めるのに難儀な場所だったようで、「OK」といってそのへんの知り合いのような人に車の鍵を預けて連れて行ってくれました。で、着いたのが「Ajay Guest House(アジャイゲストハウス)」

デリー駅前のゲストハウスは、こんな感じのところが多いです。


さてここからまた、「BALUさんと話さなくちゃかなぁ」と思っていたら、フロントのお兄さんがロニさんに電話をかけて、ロニさんが電話越しに登場!


ロニ:いまからそこに別のインド人が行きますから、両替はそこでちょっと待っててください。
うちこ:ドライバーさんが、僕にお金を払ってって言ってますが。
ロニ:ちょっと彼に替わってください。


 (二人の会話・・・。すぐにBALUさん帰る。 えーーーっ!)


ロニ:ヨガしたいんですか。(まだしっかり営業。というか、面倒見がいいのか・・・)
うちこ:ヨガは、もう自分で準備しました。あす6時50分の電車でハリドワールへ行くので、大丈夫です。電車も予約しました。
ロニ:そうですか、わかりました。別のインド人がいま行きますから、ちょっと待っててください。

 (ロニさんとのやりとりは、以上)


結局うちこは、ロニさんには会ってません!(笑)
そしてほどなく別のインド人がやってきて、フロントの裏の小部屋で両替をしました。1000円=470ルピー(1ルピー2.18円のレート)で、手持ちの円が思いのほか財布になかったので結局送迎代金とホテル代金もルピーで払うことにして、現金2万円をルピーにし、そこから3000円に相当する金額をルピーで支払いました。(サイトでは2000円のセットプランもあるようですが、そのへんはあまり気にしませんでした)
こういうお金の計算も、インド人だと電卓を行ったり来たりさせながらけっこうスムーズ。ヨーロッパよりもぜんぜんラク。この3000円分のルピーと「1泊550ルピー」という情報から割り出すと、

 ●宿泊費550ルピー
 ●空港送迎860ルピー

ということになりますが、このアジャイゲストハウスはロニシゲタトラベルとがっちり組まれた宿なので、その内訳と利益の乗り方はわかりません。BALUさんにはいくら支払われるのかなぁ。BALUさんは普段タクシードライバーとして働いているほかに、ロニさんのところでバイトをしているそうです。


アジャイゲストハウスは、外見とは一転、内装はとってもかわいいのでした。


ホットシャワーも出るようですが、この旅の間、うちこは一度もホットシャワーを使いませんでした。暑くて。バケツの水を溜めての「チョロチョロ行水」は7年前にデリーでしっかり身につけているので、水も節約して過ごしました。


夜、ちょっとだけ外を徘徊しましたが

話しかけてこないのは牛さんくらいのもの。というわけで、この日はすぐ部屋に戻って寝ました。