昼食と夕食の前に漢方薬を飲んでいるので、誰かと一緒にいると「効く?」とたまに訊ねられます。
答えはいつも同じです。
わかんない。まじないだと思って飲んでる。
わたしはこの回答を、婦人科のお医者さんにも伝えます。
「どうですか。お薬は合っていますか」
「わかりません。指先のピリピリは真面目に飲んでいても起こります。今朝もピリピリしました。まじないだと思って飲んでいます」
ほんとうに、わからないのです。
わからない=効いてない、ということなのかも、わかーんなーい。(急に昭和のギャルw)
わたしは「意識して行動を起こした」「放置していない」という状況であれば、ひとまず物事を回せる、そういうところがあります。回っていく日常のために飲んでいます。
真面目に飲んでいても気圧の影響は受けるし、身体の7割近くは水分だしね。その体内に、ちょっと珍しい粉を入れてみる。入浴剤を溶かすといい入浴をしたように感じるのと同じです。
お医者さんも「まあ、飲まなくて調子が悪くなるよりは、まあね・・・」とおっしゃる。わたしは心の中で、「だから、まじないなんですよね?」と返答しています。たぶん「悪くなる」も、わたしはすぐに特定できないんじゃないかと思うから。
そういう共同幻想でやっていくルールみたいなのを理解しながら、自分の心身のケアを放置しないようにしています。
地方のお医者さんのほうがあっさりシールをくれることも個人的なリサーチで気がついているのですが、お医者さんに「まじないだと思っている」とは口にできても、「あのシールをもらえる場所を教えてください」なんて訊けないあたりが、アタクシのまだウブいところというか、信仰心の強いところというか、忠誠心の高いところというか(笑)。
なんの話をしているかわかりますか?
婦人科に通いはじめたおばさんは、説明なしで理解できるお話です。
わたしもシール、欲しいんだよなぁ。ビックリマンシールみたいに欲しがっちゃダメだってのは、わかってるんだけど。
なのでひとまず「まじない派」ってことで、やっております。