聖地といわれ、お店では肉も酒も出てこないリシケシのヨガ練習地域。だけどラムジュラのゲートの向こうには肉も酒もあるのだそう。
よく考えたらこれまでのリシケシ滞在は道場の親方の目の届く範囲で行動していて、俗な部分をみることがありませんでした。ヨガとかけ離れた光景を見ることがなかった。
そして今回はふたつの驚きがありました。よい意味で驚いたのは、ラッシーのお店です。
リシケシ・マーケットにある「パプラッシー」
この地域に慣れた人に聞くとみなさんご存知で、とても有名なお店なのだそうです。わたしは今回はじめて行きました。
わたしは練習エリアとマーケット・エリアを行き来することがほとんどないので知らなかったのですが、ほんとうにおいしい。中毒になりそうなほどおいしい。
プレーンとバナナ味があって、高いほうのバナナ味でも100円せず、上にアーモンドの乗った(このバランスが絶妙)、キンキンに冷えたラッシーを飲むことができます。パップラッシ、というのかな。耳で聞くとパプラッシー。おいしさと灼熱で狂うかと思いました。
リシケシ・マーケットよりもラムジュラ寄りの坂を上る道にある酒屋
地元の人に連れて行かれてびっくりしました。なにこの人垣。
大きな観光バスが上がっていく道路沿いにある酒屋です。観光客向けに買うためのホテル業務用かと思いきや、なんのなんの。ものすごいインド男子数。
よく日本にあるコロナ(ビール)の酒瓶が冷えたもので200ルピー(約350円)で、思いのほか高くないのも驚きです。
行きの飛行機のなかでインド人がこぞってウイスキーを飲んでいて、昨今はお酒を飲む人が増えているのね…なんて思っていたけれど、これはこわい。町で怒っている人を見ても、これまではよくシラフでここまで暴力的になれるものだと思っていたのだけど…。
それでもここからはピュリファイ! ラムジュラのゲート
わたしが練習のために滞在するエリアに入るラムジュラというタクシー乗り場近くのゲートには、こんな3ワードが書かれています。今回はじめて気がつきました。
「PURIFY」「MEDITATE」「REALIZE」
こういうのは、あれですかね。「彩の国さいたま」「うつくしま、ふくしま。」みたいな感じでしょうか。・・・にしてもリアライズて。難易度高い。
今回もいろいろ、受け容れたり理解をするのがむずかしいわ…という思いを何度かしました。