リシケシではガンジス河の両サイドで日没時にプージャーという儀式があります。毎日行われています。
今回の旅では今まで行ったことがなかった、宿や道場のある岸(ガート)とは反対側で行われる儀式を見てきました。いつもは川の反対側から練習後に遠目で見ていた儀式を近くまで行って見てきました。
▼対岸の、宿や道場のある岸のプージャーについては約10年前に書きました。
そして今回は、ラムジュラ・リキシャースタンド側のプージャーです。
はじまる前のまったり感がイイ
ここへはチャンティングの先生から5時半に始まると教えてもらって来てみたのですが、わたしが居た時期は夏時間で、6時半ごろ始まるとのこと。
それまで、このあたりをぶらつきながら待ちました。
ここでは珍しくコーヒー屋さんが居ました。コーヒーを飲んでいると、小さな子から「お祈りのときのお花は、わたしから買って!」と営業されます。「わたしから」というこの主体性のありように、学ぶことが多すぎます。
聖者系スターの集まるイベント告知がされていました。パタビジョイス様のお孫様や、抱きしめてくださるおば様、そしてもはや北島三郎というより孫正義っぽくなってきたラムデブ氏など…。すごい。夢の競演。みんなが同じ日に来るわけじゃないにしても豪華。
靴を脱いで座って待ちます。観光客に対しては運営の人が「もっとこっちの、近くへどうぞ」と呼んでくれます。
儀式の人、登場。火の儀式
ゴレンジャーのように、儀式の人が5人登場します。
全員がキレンジャー。みんなカレー大好き(妄想)。
日没に向けてざまざまな所作が続きます。
火がくる。なんか護摩炊きっぽい。というかホーマ。こっちが本場。
わたしの邪気も少しは燃えただろうか。
最後水の中へ入っていくのかと思ってびっくりしましたが、入ってません。
ゴレンジャーのみなさんは端正なお顔立ちで、王子様のよう。
護摩炊きといえばお寺で野太い声の男性が大勢で… というのが普通だと思っていたわたしには、少々気おくれしちゃうような光景でした。