うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ロイヤルで混乱した

ここのところ急に秋めいて空気が乾燥してきて、ヴァータが乱れている感じがする。わさわさしている。仕事でもそれを感じた。
わたしが近ごろ使い始めたデータ解析ツールは英語を無理やり日本語化したもので、どうにも感じがつかめない。
ただでさえ覚えるのが大変な難易度なのだけど、翻訳のニュアンスがちょっと引っかかる。スルーできない。
「Customer Loyalty」は「顧客の忠誠度」となっている。うそーん。
なんかこわい…。と思って、忠臣蔵って英語でなんて言うんだろうと調べたら



 The Loyal 47 Ronin



ああそうか。なんとなく、つかんだぞ。わたしの英語力の問題だった。
わたしはロイヤル・カスタマーを「高貴なかた」と思っていたのだけど、こっちは Royal.
マーケティングの観点で見ていくと、ポイント倍率を上げると買う人が ロイヤル・カスタマーになったりする。わたしはこういうのはセコい行動というイメージを持っていたのだけど、どうにもこっちがロイヤル。ポイントにつられるのは、忠誠心か…。なんとなく忠犬ぽいか…。そんなものかなぁ。
ウェブ・サービスを見ていると、人間のエゴにニンジンをぶら下げるような感覚が定常化してついこんな思考になってしまうというのはまぁわかるのだけど、それにしても「忠誠心」って、なんかいやな訳よねぇ。サービス提供者側が、いうかー? それ。という気がする。
これもまた、言語化しにくい罪悪感。三波春夫に刷り込まれたかのような罪悪感。
そんなこと考えてないで、はよ目的の数字を見つけなければいけないのに…。そしてまたヴァータが乱れる。
わたしの頭の中はこういうとき、のび太が走っているときに脚が車になっているような、あんな感じになる。



日常に横文字がバンバン入ってくると、こういうことってあるんですよね…。
わたしが勉強不足ってだけなのだけど、ついこんなことでモヤモヤしてしまう。
こういうことって、ありませんか。



ちなみにローヤルゼリーのローヤルはRoyalでした!
でも、女王蜂に対する働き蜂の忠誠心が生み出したゼリーって感じもする。
Loyal のおかげで Royal が。ああややこしい。