なんとなくじわじわと「崖」を見たくなり、石郎崎というところへ行ってきました。
「なんとなく船越栄一郎」「なんとなく片平なぎさ」そんな情景を求めたのは「砂の女」を読んで「砂の器」にイメージが連鎖したため。日本海!と思ったけれど、よく考えたら伊豆は太平洋。でも、きっとそんな感じが期待できる。
ここは伊豆半島の最南端。熊野神社の祠があり、縁結びを願う人々がいました。行ってみてから知りました。
かつてはなにかの施設であったであろう、取り壊しの景色を超えて
柵があって入れなかったけれど、「そうそう、ここで、告白するの。罪を」という気分になる。
そして画面が引きになって…
竹内まりやの曲が流れる。(記憶妄想Mix)
もうここで、けっこう満足。
していたのだけど…
ぎゃー。あそこに片平なぎさがいないわけがない! という景色に変わった。
脳内BGMが選曲を変えねばと思ったようで、岩崎宏美に変わった。(外見上はなにも起こっていません)
ああいそがしい。
神社の窓からの景色。なんだかこれが、すごく印象に残っている。
たくさん歩いて降りてきて、イカ焼きだ! と思って近づくと、見事なフェイク。
わさびアイスクリームを食べました。とっても昭和な夏の思い出ができました。