伊豆急下田駅周辺は、港やペリーロードへ向かう中間のエリアがとても素敵。
なまこ壁の建物がところどころにあり、お店の看板の書体にも魅力的なものが多く、カタカナっていいなと思うスポットがたくさんありました。
黒地に白の斜め格子の「なまこ壁」の建物があちこちにあります。
水路の鳥や植木を見ているだけなのですが、どこもなんとなく、なつかしい。
カタカナ三連発
書体も、いちいち拾い上げていたらきりがないほどでした。
文具屋はいつも見逃せません。「多当」ってなにと思ったら、のし袋のことみたいです。そして、その下です。
むっちりとした太字の明朝体で「書いて品のある」と前置きしてからの鋭角とカーブで「パイロット萬年筆」。ぎゃーん、たまらん。
この、ハーバー♪ 自動的に渡辺真知子が脳内再生されるようにデザインされていますね。(妄想です)
喫茶店とバーとタバコ屋と酒屋は、カタカナデザインの宝庫ね。
嗜好品を扱う場所では嗜好が炸裂するのでしょうか。
土藤商店と土藤ギャラリー
つちとう、と読みます。
駅のほうから見るとかなり目を引く「アケゴコロ」。
酒屋さんです。
向かいがギャラリーになっていて、こういうのが好きな人にはたまらん空間です。
この人、加山雄三よね。若大将よね。
昔のレジスターや大きな算盤など、商店の業務用品も展示されていました。
他にも銭湯があったり和菓子屋があったり、学生さんたちを見かけると自分が子供の頃に見た映画の世界にいるようでした。
左が踊り子、右が普通電車です。