うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

そのときそのときしっかり個体認識をしているけれど、忘れてしまう

人のことを覚えていられる数がディスク容量をオーバーしたのか、会ったことのある人にも(しかも一度待ち合わせて一緒に出かけたのに…)「はじめまして」と言ってしまったことがここ1年で2回ありました。あとで言われたり気づいたもので2回なので、実際はもっと多いのだと思います。思い出すのに時間がかかります。
先日は路上で過去にたいへんお世話になった人と再会しました。「この人は、すごーーーく知っている人だ!」と気づいて立ち止まって名前を脳内検索していたのですが、あまりにもじっと見ていたために相手が「おお! うちこさん!」と声をかけてくれて、その「声」で名前を思い出しました。相手の人の服装がカジュアルすぎて、わからなかった…。


こんなことが今年すでに2回あって、トシか…と思っていたのですが、ここ一年の間に一回軽くぱちんとショートしたような感じがあります。覚えていたいのになぁ。大きな学校の先生とかこれ、日々どういう感じなのだろう。
2014年以降にヨガでお会いした人のリストを見てみたら、ベビーブーム時代の地方都市の中学生一学年ぶんを超えたくらいの数。漠然と「学年主任て、たいへんだな!」と思いました。


いっぽうで。
わたしは食べ物屋さんで店員さんに覚えられているのがわかると、行くのをためらったりします。服装が普段と違う日などに、特に。


だのにー。なーーーぜーーー。
自分が迎える側になることにおいては、覚えていたいなぁ。と、少しは思うんですよね…。
でも、忘れるんですよね…。覚えていたいことも、忘れてしまう。
忘れていたと思っていたのに、声を聞くと出てくることもある。


学校の先生とか客商売の人とか、どうやって頭を整理しているのだろう。
…って、わたしも以前はコンサバな服を着て大勢の人を覚えているかのような感じでニコニコやってたんですけどね。
なんというか、それが「お仕事です」となると、できちゃうんですよね。業務って不思議。
戦士は「戦士だから、殺すのです」てなるから、戦争ができるのですよね。任務って不思議。