ここしばらく旅行記を書いていますが、会う人に以下のふたつのことを、よく言われます。
「リュックが小さい」「いつも同じような服装」
近年そういうの(ミニマリストというのかな)が流行っていることもあって言われるのかもしれませんが、
わたしの場合はそういう感じではなくて
ジャンルごとに「エース」が決まってきた
という感じです。
リュック、バッグ、靴、時計、シャツ、ヨガウエア etc…
人それぞれ旅のスタイルがあると思うのですが、わたしの場合は毎回決まっている要素があります。
これも決めたわけではなく、決まってきたという感じ。
- 荷物は預けない。機内持ち込みのみ(なくなると面倒そうだから)
- 服は洗濯して着まわす最低限におさえる(買い物の楽しみもできる)
- いつでも寺院に入れる、肌の隠せる服装で構成する
- カバンの布は軽さを重視
- カバンを開ける回数を減らすために、ソーラーの腕時計をする
- 足もとはいつでも小川に入れるがっちり系サンダル。軽いトレッキングもいけるように
いずれも10年近く使っているのでもう同じものは手に入らないのですが、主要なもののブランドは
- リュック:グレゴリー
- 肩掛けバッグ:パタゴニア
- 靴:KEEN サンダル ニューポート
- 時計:Baby-Gのソーラー電波
リュックの容量がわからないのですが、これ以上大きくなると向かい風のときにひっくり返ります。背中の大きさや身長で決めたほうがよいんじゃないかな…。前後に荷物を持つことで、登り下りでもよろけないようにしています。
インドに3ヶ月いたときも同じリュックで行ったのですが、2日に1回洗濯する前提であれば、そんなに荷物は大きくなりません。あと、わたしはいつも同じ感じの服装をするのが好きというか、そのほうが気持ちが安定します。
こんなふうに自分の「型」が決まってきたのは、30代後半になってからです。
自分にとってはあまりそそられないな…というものに後ろ髪を引かれなくなるというか、「あっちのほうがいいかも」とか「こうしたらもっと…」みたいなことに頓着しなくなると、荷物が減ってくる。
あれは必要なかった、これは必要なかったというのを繰り返して、多くの寄り道を経てのこれです。