松山から電車で30分くらいのところにある内子町へ行ってきました。
愛媛県はナンヨ・セイヨ・チュウヨ・トウヨというふうに分かれていて(南予・西予・中予・東予)、これが新潟で言う上越・中越・下越みたいな分類です。いよかんで有名な伊予市や県庁所在地の松山市は中予にあり、内子町も中予に入るようです。
松山から760円。「みきゃん」というネーミングが微妙かつ絶妙なご当地キャラ電車に乗りました。
この感じは、まさに夏目漱石が感じたものではなかろうか。そして若干イラッとくることにより一度認識したら忘れない、耳から心に刷り込まれる要素は、こういうところにあるぞなもし。
愛媛は全般、マーケティングがとてもうまいと感じます。
わかりやすい道案内で、徒歩10分くらいで内子の観光エリアへ。
すごく、なんだか話しかけられている感じがする。
かまいませんよ!! って。
うわ。あそこはなんか、勧誘されるのかな…、と思って足早に過ぎてみようかと思いつつチラ見すると、こんな。
この町、めちゃくちゃ楽しいです!!!
ひとりでキャッキャしてしまい、いきなり汗をかきました。
「米屋」というお店でうどん&鯛さつまの定食をいただいたのですが、冷やしうどんにしました。
「鯛さつま」というのはご飯の上にかかっている、焼いた鯛をすり身にして麦味噌&出汁と混ぜたもの。
町屋カフェ「DORF」でコーヒーを飲みながら「ことりっぷ」を読むだなんて!
まるで出版者が企画会議で想定するような、F1層OLの休日ではないですか!
うちこのうちこ旅行記はまだまだ続きます。
▼このほかの内子町