うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

本を読んでいる間、わたしは恋をしています


先日もヨガのクラスの前に質問を受けたのですが、読書についてよくあるQ&Aを書いてしまいます。
最近は「普段どれくらいヨガの練習をしてるのですか?」という質問よりもこっちのほうが多い。

  • 一日でどのくらい読むのですか?

⇒新書は一日で読んでしまうものが多いです。小説は長さにもよるけど「ここは退屈迎えに来て」のようなものだと1日、夏目漱石はゆっくり1週間はかけ、伏線の確認のために二度読みます。教典は1ヶ月かけるものもあります。これは読む感じではないけど。


  • お忙しいのに、よくそんなに読めますね。

⇒お忙しくないです。通勤でわざと時間を作っているので、そこで読めるのです。次に書きます。


  • いつそんな時間があるのですか?

⇒通勤手段を、電車なら1時間くらいですむところを、わざわざバスを使っています。家ではほとんど読みません。読書モードだと異常に入り込むため、地下鉄だと景色が見えなくて乗り過ごしてしまいます。ということもありバスに乗ります。


  • 速読できるのですか?

⇒速読というのがよくわからないですが、朝と夜は読む本を分けています。英語の本や思想本、文章の機微を読みたい文学は朝に。新書やイマドキの話は夜読みます。




とてもたくさん本を読んでいるように思われますが、そもそもわたしは以下のようなことをしませんので、読書時間はたくさんあります。

  • テレビがない
  • 5人以上で集わない
  • ネイルやエステへ行ったことがない(インドでは行く)
  • 三食食べない。だいたい二食
  • 長く寝ると背中が痛くなるので、睡眠時間が短い

いまは平日にウェブの仕事、週末はヨガ指導と大学へ通うこと(大学では生徒です)をしていますが、移動が増えるほど読書量が増えます。
それより何より、わたしは読書しながら恋をしているのではないかと最近よく思います。読んでる本の著者のほとんどが、男性でしょ。繰り返し読んでいる著者さんには完全に惚れてます。もう死んでる人ばかりですが、読んでいるときはハートずっきゅんで、どっぷりです。びべたんの本がいま家に3冊積んであるのですが、びべたんのことは好きすぎて気が狂いそうで読めずにいます。
最近は、恋の対象になるはずの男性の著作が、そうさせてもらえない展開になって苦しむという新境地に突入しております。太宰治さんです。なんというか、「オッサンでいてくれよ!」と、もうちゃぶ台をひっくり返したくなるんですねぇ。うちにちゃぶ台はないのですが。


すごい読書量と思われるのであれば、それは200%、恋のチカラであります。