うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

トカトントン 太宰治 著


あああああああ、こういうことって、あるーーー!
と、うなる作品でした。
男なのに、女文体。終戦の頃の日本のムードが伝わってくる。
タイトルの由来は

「ミリタリズムの幻影を剥ぎとって」
「脳髄の金的を射貫いてしまったもの」

の正体。
その後この男は、いまわしい癲癇持ちみたいな男になってしまう。
「そうしてそれから、私は、コイをはじめたのです。」なんてダジャレもかわいらしい。
これは、おもしろい!


▼紙の本はこれに入ってるみたい


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トカトントン
トカトントン
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(2012-09-12)