東洋大学創始者、井上円了氏デザインの「哲学堂公園」へ行ってきました。
公園の敷地内には、明治時代からの建物がいっぱいです。
仏陀、龍樹以外のインド人のなかでもカピラ(サーンキャの祖と言われる伝説の行者)、ニヤーヤのガウタマを奉ってある、渋すぎる公園です。
なにも知らずに行くと「ヘンクツな解説のついた公園」ということになるでしょう。
この門の右に物質世界、左が精神世界をあらわす「不可解の象徴」が祀られているのですが・・・
右:マテリアル・ワールド ⇒ 天狗
なんとなく蟹江敬三似。
左:スピリチュアル・ワールド ⇒ 幽霊
なんとなくストーン・ローゼスとかIT企業とかにいそう。なんとなく。
(解説)
物質の精気凝りて天狗となり、
心性の妙用発して幽霊となる
これすごいな……。ジョージ・ハリスンさんに教えたくなる。
(この門の別名は「妖怪門」。井上円了氏は妖怪博士でもあったそうです ⇒ 参考Wiki)
とにかく見どころはいっぱいですが、
六賢台。
この中に龍樹と迦毘羅が祀られているって。わたしにとっては「タカとユウジ」のような組み合わせ。豪華〜♪
ほかには聖徳太子とか菅原道真とか。こっちのほうが人気か。
いろいろ要件が満載なのですが、景色としては
カタチが鳥山明なカーブ。学帽らしい。
うんちみたいな人差し指〜
四聖堂(哲学堂) には
仏陀がニドラ中でした。
非常に濃いスポットです。
このウディヤーナ・バンダな立ち方の邪鬼風のかたは
「鬼燈(きとう)」
解説には
唯物園の狸燈に対した燈籠で、人の心中に宿る鬼にも良心の光明は存することを寓しています。
深いやら浅いやら。
20代の女子には間違いなく「トンデモなデートスポットはどこだった?」というガールズ・トークで鉄板ネタにされそうですので、ヤングのデートには向きません。