うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

WANAWASE TEMPLE(ワーナワセ寺)

今日は「地球の歩き方」には載っていない、なりゆきで訪れたマニアックなお寺をご紹介します。名前も、耳でしか拾っていません。「ワーナワセ」「ワナワセ」どちらにも聞こえました。スリランカではお寺のことをヴィハーラ(Viharaya)といったり、パンサールとも言ったりする。
ベントタ駅から2〜3キロくらい歩いたところにあるので、ベントタ駅で「ワナワセ・テンプルはどこ?」といえば近所の人が教えてくれると思います。
たまたまそのへんを歩いていたら、寄り添うようにガイドでお金を得たいおじさんが先導を始めたというよくある話なのですが、この寺はとても思い出深い。一般的には見どころが少ないのかもしれないけれど、うちこ的にはとても感動をした、印象深いお寺です。






僕はこの奥に住んでいるファーマーだよ、という。名前は忘れてしまったので、以後は「夏八木さん」として話をすすめます。5時頃だったので、ちょうどマントラが流れる時間でした。



そして、この階段を登ると……





キターーー! いきなり「おしおき」。




造りは素朴です。



つぼの中には人がいる設定らしいのですが、夏八木さんの話が「この人は、こうやってまとめて人を……」という説明だったので、この人自体が鬼婆なのか、よくわからなかった。


登りきるとこんなかんじで



全般、この寺はアートワークがずば抜けてイイ。
西洋人の手も入っているんだろうな。


この後、感動的な芸術のオンパレード!






パウル・クレーのような色使いの絵画。仏教とクレーの世界の融合は、なかなか見られない。この旅でいちばん印象に残った芸術作品です。
西洋人によって開発されたスリランカは、こういうところが面白かったりする。
パウル・クレーを知らない人は、こちら。うちこの大好きな画家さんです。5月末から東京国立近代美術館で観ることができます。そして今は、京都国立近代美術館にいらっしゃる模様。参考サイト






涅槃坐像の足の裏も見どころだし、天井までとにかく美しい。



とにかく、なんだかハイセンスなんです。この寺。


以下は、動画でご紹介。




最後の動画に僧侶が登場しました。
はい、そうです。
この後は「高額ドネーション請求」の流れで寺務所へ呼ばれます。今回はもう学習済みだったので、サインをして100ルピー(78円)を置いてきました。サイン帳にはやっぱり1000とか2000などの数字が並んでいました。(過去の参考日記「ブッディスト詐欺」)


なんとなくついて行ったらおもしろい目に遭いました。
そしてこの後も、夏八木さんとの探訪は続くのでありました。


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