うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

60歳からのスプタ・クールマ・アーサナ

実家から戻ってまいりました。毎日ヨガはしておりましたが、実家での自主練は「ひとりぼっちじゃない」のがいい。
母は、プラーナヤーマ多めで、座位のハタ・ヨーガを延々やります。初めてのヨガは母に習ったので、このスタイルでした。
今回はその隣でアシュタンガのフルプライマリをやっていたのですが、初日だけ、ほぼ全アーサナに母も参加。さすがにチャトランガをまじでやらせるのはシニア虐待的なアレで、八点立ちバージョンで。アジャストしてても、膝裏の伸びが20代の初心者よりも格段にいいのと、呼吸の指示をしなくてもわかってるからラクチン。「無理しない技術」もさすがね。まさに継続は力なり、の生き見本。
ちなみに「腹肉があっても前屈は呼吸を使えばべったりいけるもんです」というのの生き見本でもあり(笑)。


日曜の朝には「太ももの下側に心地よい筋肉痛」を訴え、午後になると「腕の外側にあまり心地いいとは言えない筋肉痛」を訴え始めました(笑)。「生きている証拠よぉ〜」「そ、そうだわねぇ。わかっちゃいるんですよ。ええ」みたいな会話で。はい。

そんななか、母が「ブログでやってたやつね!」と言ってこの3日間気に入ってやっていたのが、「寝ている亀のポーズ(スプタ・クールマ・アーサナ)」。このアーサナに潜む「呼吸とバンダ」「膝の外側の可動」「肩甲骨寄せ」の織り成す味わいに目をつけちゃった模様。ヨガを週1・水泳を週2という割合でやっているとのことで、肩甲骨まわりの可動や筋のコントロールが以前よりもいいのかも。肩をいれる過程を特に楽しそうにやっていました。



2日目の日曜の時点で、なんかここまでできてたものですから、3日目の今朝はアジャストを強めてみましたよ。



はいじゃあこっから、私は後ろにまわりますよー。
以後。

  ズー ・・・ 
     はい、 ズー・・・ 

って、ウジャーイ・トークね。
足首引っ掛けるのは、さすがに無理なようだ。



触ったー! 触ってる、触ってる!


ってね、若い娘っ子のように喜んでましたよ。
これ、いきなり玄関から三河屋さん的な人がのぞいたりしたら完全にシニア虐待風の絵なんですが、ちゃんとひとつひとつ、「なんか、布団詰めてるみたいだねぇ」(肉布団ですよ、はい)なんて言いながら確認しつつ、です。
「継続は力」であることをご存知のヨギなので、きっと明日以降も精進して、次に帰るときには自力で指先なんぞつないで見せてくれるのではないかなと、期待しております。


▼おまけ。かーちゃんのインドヨガログ
はみだし版 本場でインドヨガレッスン 前編
はみだし版 本場でインドヨガレッスン 後編