うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

パリからのお客様

土曜にとても楽しい出来事がありました。ヨガ友のゆきんこが「うちこや、嬉しいニュースだよ。20時は体験レッスンで外国人さんが2名。カップルだって」というのです。「嬉しい」というのは、私が英語を勉強しているのを知ってのこと。しかしながら、ここのところすでに私の中ではジョギング・ブームが始まっており(この土日も走っちゃった!)、ここのところ英語はサボりぎみなのでした。
さて、困ったなぁと思っていたら、そのカップルの男性のほうはヨガは初めてだけれど、日本語が話せる人でした。女性のほうは、日本語は全くわからないけれど、パリでビクラムヨガをされていた方でした。おっと、これならなんとかなりそうだ。とちょっと安心していたら、女性のほうが、道場にはってある写真を見て、「これここでやるの?」と目を丸くしながら聞いてきました。道場ではやらない、ちょっと曲芸ちっくなすごいポーズを含む写真だったので、「これはやらないから、大丈夫!」と説明しつつ、ついでにビクラムヨガではやらないいくつかのポーズについては、「これとこれは、やるよ」と伝えておきました。
ゆきんこ以外はみんな初心者のような状態だったので、「これができれば今日のところはオッケーよ」的な気楽な感じにしました。外国人カップルのお二人は、男性のほうは普段よく運動をしているそうで、ヨガをするのがとても楽しいようで始終ニコニコ。女性のほうは、いくつかパリとは違うお作法に戸惑いつつも、「This is Japanese styleだから」(まだルー大柴的イングリッシュです。ハイ)というと「オッケー」とニッコリ。ものすごく感じの良いカップルでした。
ヨガの後にちょっとお話しする機会があったので感想を聞いてみたら、二人ともとっても楽しんでくれたご様子。女性のほうは一生懸命うちこのつたないイングリッシュを聞いてくれていたのですが、ちょうど2月の旅行中にパリでレッスンを受けたことがあったので、「パリって、マレ区のほうの学校? オペラ近くのほう?」と聞いたら、「マレ区のほうは新しいの。私が行ってたのはオペラの近くのほう」とのこと。私が何度か行ったほうの学校でした。「パリだと、もっとプッシュされるでしょ!(ロバートに。というのは心の中だけの話)」と言ったら、「そうなの。キープも長いしね」とおっしゃるので、「マキシマム!ね」と言ったら「そうそう!」と笑っていました。(この話題については、2月24日の日記にディテールを書いてあります)
いやはや、不思議な縁であります。彼女はパリではやったことがなかったいくつかのポーズも上手にこなして、「知らないポーズも楽しくできたわ」とご満悦。「こうゆう、リラックスしたレッスンもいいでしょ」と言ったら、「そうね、うふふ」と、ちょっと戦友的ムード。このカップルは最近日本に住み始めたのだそうで、「是非続けて通いたい」と。また会えるかもしれません。

写真は、この日記の世界からのアクセス分布。90%以上が日本なのですが、パリの旅行記を書いた時期があるので、パリだけ固定の構成比を持っています。パリに住むお友達のユミコちゃんだけでなく、パリからヨガをきっかけにこのブログを知り、コメントを寄せてくださるKIKIさんほか、読んでくださっている方がいるのはとても嬉しいこと。そして、渋谷ではたまにしか教えることがないのに、たまたま私のクラスのレッスンに来てくださった方が元パリ校の方だなんて、本当にうれしい偶然です。パリの旅行記にも書きましたが、スマイル同様にやはり「ヨガも世界の共通語」ですね。