うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

盛岡市紺屋町「GAIA NETWORK YOGA STUDIO」

東北路。ブログをお休みしていた頃のことです。 古い町並みが素敵な盛岡市紺屋町にある「ガイアネットワーク ヨガ ステューディオ」は、ゆるゆると1日2クラスやっている感じなのですが、うちこは金曜の夜に開催されている橋本先生のハタヨガに参加しました。…

れんにょさま(ひがしほんがんじえほん)

「しんらんさま」に続いて、蓮如さまです。同じく東本願寺で読んだもの。 今日も一箇所を抜粋紹介しますが、要素は「しんらんさま」とまったく同じです。 子供向けの仏教絵本でこういうことをこういう文章で書いているのはおもしろいなぁ、と思う。子供は子…

ヨーガ入門 佐保田鶴治 著(池田書店/文庫)【後半】

先日紹介した本の続きです。ご自身の言葉で語られるヨーガのココロの実践部分は、ほかの本では法話を文字にした「おはなし口調」のものが多いのですが、この本は珍しいくらい記述っぽい文体で書かれています。 アーサナやムドラーの説明で思わずほっこり笑え…

責任感の種類と身体の癖

自分のなかに蓄積していくものがあって、今日は観察のまとめのようなことを書きます。 日々気づいたことをいろいろな書物を頼りに確認しながら、少しずつ粘土細工のように自分の中で「こういうことかな」と形にまとめていくような、そんな作業でした。(写真…

ヨーガ入門 佐保田鶴治 著(池田書店/文庫)【前半】

タイトルが以前紹介したベースボールマガジン社のものとまったく一緒なのでまぎらわしいのですが、表紙の雰囲気のとおり、古い本です。初版が昭和50年なのですが、沖先生の「ヨガの楽園」と中のイラストレーションの雰囲気が似ています。 沖先生のデビュー作…

疲労の観察

ヨガを始めて何年かして、疲れの種類の観察が深まってきたように思います。移動というのは、どうやら神経が疲労するみたい。 そしてここ1年の大きな変化の原因は、スマートフォン。すごく便利だけど、体との相性はあまりよくない。背骨が疲れる。 ヨガは、じ…

暮らしの哲学 ― やったら楽しい101題 ロジェ=ポル ドロワ 著

「フランス人が見つけちゃった仏教っぽいあれこれ」のような本。ここに登場している提案を、日本人は古くからやっていたりする。 インドもフランスも哲学大国だと思うけど、インドのユーモアが「深すぎてうますぎて、笑っていいのかわからないけど、すごくお…

しんらんさま(ひがしほんがんじえほん)

写真に「みほん」とシールがあるのは、東本願寺で座り読みしてきたため。 京都へ立ち寄った折に、駅の近くで……と思って東本願寺に入ったら没頭してしまい、絵本を中心に四冊も読んでしまいました。 京都駅の近くといえば東寺なのだけど、そのときも今も東寺…

養生訓 貝原益軒 著 / 松田道雄 訳

いろいろな人の訳で出版されている、江戸時代(1712年)の有名な健康スートラ。 身体を休めようにも、さて……。と思っていたときに、横になりながら読みました。 特に年配の男性には有名らしい「接して漏らさず」という名言で知られる養生訓ですが、女子には…

ビジネスマン幹部のための菩薩道入門 沖正弘 著

初版が昭和55年(1980年)。ヨガの受け入れられ方がおおらかな時代(オウム以前)で、東洋伝来の日本のヨガに勢いがあった頃の本。 この本の読みどころは、この本が「信じるな、疑うな、確かめよ」のサラリーマン向け翻訳であること。ここでは、「かたよるな…

空海と密教美術展(東京国立博物館)

空海と密教美術展のなかで、うちこにささったツボ報告です。この展示の出張元へはだいたい行っていたので初めて見るもののほうが少なかったですが、東寺では見ることのできない立体曼荼羅仏像の裏側からのお姿や、何度見てもおもしろい神護寺の「灌頂暦名」…

身体論集成「1.身の現象学」 市川浩(中村雄二郎 編)

市川浩さんという哲学者の「身体論」を、中村雄二郎さんという哲学者がまとめた本。全部で3部構成になっているなかの、今日はその1、です。普通に読みやすいかというとあまりそうでもないのだけど、身体についてじっくり書こうと思うとこういうふうになるの…

ヨガのうまみ

「否定しないこと」「肯定すること」「受け容れること」 これを分解してみる。 質問あるひとー はーい! なにかを肯定するための否定はアリですかー? ほかに質問あるひとー はーい! バナナはおやつに入りますかー? いい悪いを区別しないことについて、そ…