今日は更年期ボディの話です。
6月に「これは骨盤周りの緊張からだなぁ」と思う、たいへん地味な腰痛と付き合っていました。15日間連続で出血があり、あと3日続いたら婦人科へ行こうと思っていたところで終わりました。
このブログでここ数年観察を綴っているように、体液・体温の変動による新たな感覚は、ひと通り経験したつもりでいました。
なので生理中の静かな腰痛についても、おまじないの漢方も飲んでいるし・・・、と気にしないことにしていたのですが、15日マラソンの最後の数日間の発見は新体験でした。
わたしはケガやギックリ腰のような強い痛みの経験はないのですが、これまでに以下の4種類の腰痛を認識したことがあります。
- 腸内洗浄のあとに重いものを持ち上げようとした失敗時の腰痛(→参考)
- 右足人差し指の突き指の衝撃が右の腰骨に反響した腰痛
- リュックを背負って長く移動した時の腰痛(→参考)
- パンデミックによる精神の緊張+長期在宅勤務+運動量の減少+ずっと同じ椅子に座り続けた のコンボで起きたコロナ腰痛(社会的腰痛)
- 【New!】閉経前のざわめき 骨盤&腰椎の長期緊張からおこる腰痛(更年期的腰痛)
1は単独でしか起こらないのですが、2+3とか、2+4とか、3+4のようなコンビネーションも起こっています。(←静かに目を閉じて観察します)
【New!】閉経前のざわめき 骨盤&腰椎の長期緊張からおこる腰痛
生理の不調って人によって連動回路が違いますよね。わたしが若い頃と違うと感じたのは、骨の緊張を感じたことでした。
20代の頃は骨に包まれている臓器(子宮)そのものが熱を持つ感じだったのですが、今回わたしが経験したそれは、周囲の骨たちがずっと緊張を解けない感じでした。
20代のそれが新宿駅前で拡声器を持って何かを訴えるかのような強さだったのに対し(←イメージですよ)、40代のそれは会議室でしっぽり話し合っているかのような様相。
おかしな話なのですが、この緊張を解くのに快便の瞬間も大きな癒しでした。やはり快便も骨盤の緊張緩和に効くな……と思っています。あの「抜けた感」で、何度かその長期戦中に光を見ました。
便との関係といえば、レアケースの1の腰痛もまさに「便」関連でした。
次回は別の気体である、王道の気体である「呼吸」を使った、微細なアプローチをご紹介したいと思います。
ヨガブログなんだから最初から呼吸と運動の話をしなさいよって感じなのですが、いきなり情報をきれいにまとめずに、初めてのびっくりを観察しながら自分の身体メカニズムを理解していきたいと思っています。
腰の話は今せっせと図解を作っているところなので、もうちっと待ってね。
▲こういう姿勢なのだけど、足首と首の角度をやり過ぎないのがポイントなのです
更年期というと、やれ骨盤底筋の衰えがどうだの閉経後は骨粗しょう症への注意が必要だの、いろんな情報がありますね。
どれもこれも「その時に必要な情報が、その時に必要な情報」です。さしあたって直近のわたしはこんなことを経験しました。
フルマラソンで数十メートル前を走っている人の情報って、いちばん重要じゃないですか。そういう感じで、必要なタイミングの人と共有できればと思って書いております。
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