タイのチェンマイで過ごした日のことです。
地図で見たらそんなに遠くなさそうだぞ、ってんで、市街地から5キロくらいのところにある遺跡へ自転車で向かったのですが、なかなかたどり着けない! という出来事がありました。
チェンマイは旧市街地から出ると思いっきり車中心の道路事情になっていて、渡れると思っていた川をサクッと渡れないのです。かなり手前から太いバイパスのような道路に乗っておかないと渡れません。
川を渡れなくて入ったカフェ
ピン川沿いの国道4032を走って、橋のある1141か3029に乗ればいいのねと、自転車のくせに車の道を走れる前提でいて、えらい目にあいました。
どうなってんだ! どこから乗れるんだ! さっぱりわからん! と、頭が煮えてきたのでカフェに入りました。
ちょうど朝9時の開店時間でした。
郊外でもこういうカフェが見つかりやすいのがチェンマイのいいところ。
どーなってんだどーなってんだと地図を見るのですが、郊外でページから見切れているのでさっぱりわかりません。
スマホに貯めてきたGoogle Mapのスクショを見ても、ちっともわかりません。
あーあ。
あの熊のような気持ちです。わたし。(そんな飾りかたするかよ~)
Pa Dadd Bridge
迷いながらも、いつかこの川の反対側へ行けると信じて、遠くまで走り続けました。
そして、やっと橋が見つかりました!
ちっちゃい!
この川を渡りたかったのです。
ここからはずーっと住宅街で、少しずつ地面が村っぽくなっていきました。
で、ここからはとにかく広い村の中で遺跡を探すモードへ。
走りに走り、人がいた! と思ったところで方向を訪ねました。
こんな感じで、見つけた人たちに道を尋ねて、そっちの方向へ走りました。
英語が通じないので、タイ語を書いて筆談とジェスチャーで話しました。
そのあとしばらく自転車で走り、メインの観光案内所の手前で別の方向へ行きそうになっているときに、後ろからさっき道を教えてくれた人たちがやってきて、「そっちじゃないぞー」「こっちだぞー」と教えてくれました。
(この間は写真を撮っていなかったので、その様子を思い出して絵にしました)
標識があるのだけど、読めないの(笑)。
観光案内所に到着
メインの観光案内所は車で行くと便利な場所にあって、どうやらわたしたちは裏側から向かっていたようです。
こんなにちゃんとした入り口がありました。
馬に乗って遺跡を回ったりできるようです。
団体用のオープンカーもありました。
観光案内所へ入ってみました。
アニメでこの遺跡のあった王国の歴史を5分程度見て
ものすごいハイテクな、QRコードのプリントされた板を持って画面の前に立つと3Dで遺跡のレンガがメリメリ積まれていく解説を見ました。唐突にすごい。
さっきまで筆談で道を教えてもらっていたのに、そこに馬もいたのに、案内所に到着してみたらハイテクで頭が混乱しました。
▼このあと遺跡を回りました
▼この旅のまとめはこちら