わたしは東京の中で住んでみたい場所が何ヶ所かあって、神田や本所吾妻橋、少し前は早稲田や旧品川宿のあたりに住んでみたいと思っていました。
昨年からほとんど東京にいるようになって、なんとなく歩きながらふと住みたいと思う場所を多く見つけています。
今回は曳舟駅で初めて降りてみたのですが、ここもいいですね…。
曳舟たから通り
駅前のイトーヨーカドー周辺はベッドタウンの雰囲気ですが、曳舟たから通りをしばらく歩くと景色が変わってきます。
あまり出かけない生活になってから、暮らす街にとても興味があります。
十間橋通り
この道と交差する浅草通りは以前何度か歩いており、十間橋通りを歩いてみることで自分の中の体感マップがつながりました。
まえに業平、吾妻橋のあたりに住みたいと思ったことがあって、うろついていたのでした。
ここは、十間橋通りから新あづま通りにちょこっと入って背景にスカイツリーを入れた景色。
これは、どこかのお店の窓枠。この通りは骨董屋さんもあって、いい雰囲気です。
浅草通りに向かっていく十間橋からの景色は、こんな感じ。
でもこの日は反対側の北を目指しました。
これは踏切前の花屋さん。隣は鳥屋さん。文鳥やインコがいました。
両側から太陽がたくさん入って、草花がもりもり咲いていました。
キラキラ橘商店街
曳舟たから通りにある原公園というあたりから、キラキラ橘商店街へ入ってみました。
商店街からのびる右側への道が気になって歩いてみたら、昭和のステキ沼にハマりました。
このままいくと迷子になりそうだったので、また商店街へ戻りました。
このハト屋のパンで、ピーナッツパンとトートバッグを買いました。
新聞のオンライン記事で読んだお店だ! と、ちょっと胸があつくなりました。
以前この記事を読んでいたので、不意に遭遇できてうれしくなりました。
さらに北へ進みました。
この商店街は、どうにもたまらん魅力があります。なんだろ。
明治通りから八広へ
明治通りって、急に現れるんですよね…。ぐるーっと都内を囲んで池袋や渋谷へ向かうから、えーここも明治通りなの? となる。
これは明治通りの景色。
南のほうの路地に入ったら住所が八広で、これまた落ち着く景色。
若い頃は下北沢にいつか住みたいと思ったり、漠然と渋谷の周辺が好きだったけれど、ここ数年でどんどん台東区や墨田区に没入したいモードになっています。
昔の小説を読むようになってから、そこに出てくる住所のエリアに入ると、わっと思う。
若い頃はカルチャー雑誌を見て渋谷にあこがれていたので、読むものに影響されやすいのかもしれません。