うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

中年の危機について考えていたら、6年前の自分に励まされた

関西でも東京でも、昨年くらいから練習においでになるかたから「更年期」というワードをたまに耳にするようになりました。一緒に練習する人の年齢は聞かないのでわからないのですが、わたしは年齢がそう大きく離れていないであろう方々を「中年という山の登山仲間」のように思っているところがあります。
このブログがわたしの30代モーレツ働き女子期にはじまっていたせいか、いま30代・40代・50代の人からわたしが世の中の流れをどんな風に見ながら加齢を感じているか、たまに質問されることがあります。


個人差のあることについては心のことも身体のことも個のトピック。いずれもその人にいま起こっていることとして聞くけれど、わたしのほうが・・・と競うかのように会話やその構成・文法を練る材料を集めて保持する行為はタマシック(もうこれには無理やり充当させる日本語がないサンスクリット語)。そういう「はたらき」にフォーカスして気をつけていかないと沼にハマる。子どものころからそういう沼にハマった大人を見てきたので、ああいう大人にはなるまいという意識があります。


わたしが「中年の危機」について考えるようになったのは6年前でした。そのログを見直したら、めちゃくちゃ過去の自分に励まされました。
この本の感想です。この本を読んでから、考えるようになりました。

この本を貸してくれた人は一時期大きなメンタルの不調があって、それを乗り越えた人でした。いずれにしても、この本はおすすめです。30代のうちにこんなふうに心の準備してくれていて、ありがとう自分! と思いました。


この本を読んだ頃から6年が過ぎ、わたしはまたそろそろチャレンジの準備をしなければいけないと思い始めています。そうしないと沼にハマりそうな気がして。
この本を読んだ6年前、わたしはチャレンジをしていました。一ヶ月先に仕事があるとは限らない生活に変えたのがこの頃でした。いまもその延長ではあるのだけど、6年間続けていると状況も変わってきて、発注者が契約を長くしてくれたりして気持ちがたるんできている。


外部とバランスするアンテナの張りが弱まると、内部のタマス性の重量に引っ張られてしまう。わたしがいまのような不安定な生活を始めたのは素手で泳ぐ筋力が衰えることが怖かったからで、わたしは自分でそういう道を選んだのでした。

そんな6年前のわたしがいまのわたしを見たら「へー、そんなバランスのとり方してるんだぁ」って言うかな。住む場所も交友関係もかなり変わっていることに驚くかな。

 

仕事・家族構成・住む場所・抱えているもの etc…状況はそれぞれ違えど、いまの時代は同じように考える人たちが心の中で手に手を取りあえる時代。みんなで都度都度、越えていけると信じなければダークな波動にのまれてしまう。振り払っていかなくちゃ。

越えていきましょう。底なし沼のイメージは「水曜スペシャル」。ピラニアだって出てくる。そしてBGMはもちろん嘉門達夫の「行け!行け!川口浩」。ここまでくるともう完全にヤングは置き去りだけど、それぞれの世代に、それぞれの沼や冒険スタイルがあるね。

 

<過去に書いた少し似たような話>