うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

マントラと音と文字とフォントスタイル

先日、初めてレッスン受ける先生のアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガのマントラを聞いていたら「サハスラー」を「サハストラー」と発音されていました。この音の感じ、前にもどこかで聞いたことがあるのだよな…と思って確認してみました。

ここは意味としては「1000」。サハスラーラ・チャクラのサハスラーなのだけど、キロ(km,kg などの k)をサハストラともいうのでどちらも1000。文字になると連結した状態が似てしまうから、さらに大混乱。

(以下はわたしがコピーを持ち歩いている「サンスクリット語・その形と心」の冒頭にある連結パターンリストから)

 

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本や刷り物などフォントスタイルによっては、わたしも確実に揺れます。右上の「???」とした太字の状態のように、ペーパーバックの古い本だと文字が潰れちゃって、うーんとこれはどっちだ…となります。


日本の文字の感覚で言うと、「タト」と「外」、「イヒ」と「化」、「シエ」と「江」を外国人が見間違えるような感じです。パリで「かまど」という日本料理屋さんの看板が「かまビ」になっていたように…。


サンスクリット語を記述するデーヴァナガーリーは表音文字なので、こういう細かすぎてわからないけどまぁどっちでもいいものをたまに発見することがあります。文字の連結パターンを覚えてもなかなかスラスラ読めないので、結局ラップの練習みたいにスキャットマン・ジョンごっこでひたすら身体に入れていくしかありません。
わたしは毎朝小学生のように喋りながら書き写しをしているのですが、いつまでたってもスラスラ読めません。ラッパーとして吉幾三くらいまでいくのにあと3年かかりそう。スキャットマン・ジョンへの道のりは果てしなく遠く、死ぬまでにスチャダラパーくらいまでいきたいというのが目標です。