うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

初心を忘れると、やらかしてしまう


二度目のベトナム旅行を綴ってきました。
初めて行った2年前はあまりヒヤリとすることはなかったのですが、今回はトラブルとまではいかないまでも、初回だったら注意力で防げたであろうと思うことが何度もありました。今回はスリとの攻防もあったのですが、原因は自分たちの不注意。相手に「いけそう」と思わせてしまう行動をしていました。
順に書きます。


◆空港出発のタクシーにペンケースを置き忘れる
これを初日にやってしまい、もういきなりユルんでいたなと反省。初めて降りる空港だといつもすごく緊張しているのでそんなに書き物もしないのですが、なんかフンフン鼻歌まじりだったんですよね…。コンビニで買えばいいと思うかもしれませんが、あんまり文具は置いていないのと、コンビニは旅行者の多い都会のエリアにしかありません。


◆Agoda.comで架空の宿泊予約をしたことになっていた
今回はベトナムから中国国境のほうへ北上し山へ向かうため、その町のステイ分は事前に予約をしていたのですが、行ってみたら「このホテルはネットでの予約というものをそもそも受けていない。Agodaが勝手に載せて勝手に予約を受けている」と言われ、そのホテルが紹介してくれた近くの宿に泊まることになりました。
いままでいつもお世話になってきたAgodaでずっと印象はよいのですが、どこかと提携してこういうことが起こるのか、ちょっと運用が変わってきているかもしれません。基本的にここ数年は事前に予約をしないで飛び込みで探す旅をしていたので、気持ち的に今回はネット予約に頼ろうとしすぎていたかもしれません。


◆地方からハノイに戻った日に、ぼったくられた
ベトナムは地方と都市部の金銭感覚にすごく差があり、地方へ行くと安心してしますのですが、ハノイに戻っていきなりフルーツを5倍の値段で言われ、「え? これ…、ってこと、ないよな」と思いながらちょっと出したお札を、サッと相手のポッケに入れられてしまいました。平和ボケからの切り替えをうまくできませんでした。


◆欲しいんでしょ、買いなさいよ。と商品をカバンに突っ込まれ、ほら払えといわれる
買い物中にあまり長く迷うとこういう感じになることがあります。この話自体は以前友人から聞いてはいたのですが、前回の旅行で自分がそういう目に遭わなかったので、相手を苛立たせてしまいました。自分よりも5倍くらい気の短い人たちだと思って対応すべきところを読み誤った…。


◆最終日に、ホテルに預けたパスポートを受け取り忘れる
ベトナムではホテルにパスポートを預けてチェックアウト時に受け取ることがほとんどです。わたしが泊まるような安宿は、自分から言わないと相手ものほほんと運用しているような宿ばかり。いつもは部屋を出るときから「パスポート!」と声に出して確認してから階下へ行くのに、なぜか肝心な最終日にそれを忘れました。


◆バスターミナルでスリにバッグのファスナーを開けられる
朝練習&ランチの後にホテルへパスポートを取りに戻って、よし空港行きのバスも来た。というときに、旅の残金を同行者(母)から受け取りました。その様子をスリが見ていて、母が大きなお金を持っているだろう(娘におこずかいを渡している)と思ったのか、バスに乗り込む瞬間に母のカバンのファスナーが開けられました。
なんか目の前でオバチャン同士がもめてるなぁ、と思ったら、母とスリがもめていました。これは完全にわれわれの不注意。こんなところでお札のやり取りをしてはいけなかった。


◆ローカルバスで国内線ターミナルに、のほほんと到着する
帰りは飛行機に乗れないかも…。というほどハラハラしました。ローカルバスで行ったら国内線ターミナルに着く。よく考えたら当たり前なのですが、国際線のターミナルへ到着するのが遅くなってしまい、「遅すぎ! 走って!」と言われました。搭乗開始時間には間に合ったのですが、もう30分早くいるのが普通だろ! という時間に到着しました。


慣れって、ダメね。ほんとこういうの、どうしたもんじゃろか…。すぐに平和ボケしてしまう。
警戒心をドーピングしてくれるような予防接種があれば、受けたい。


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