ラオカイでは、アジア旅行で初めて「予約したはずの宿は予約を受けていない宿だった」というアクシデントがありました。
わたしはいつも「adoda.com」という宿泊サイトを利用していて、わりと信用していました。それにしても、その気がない宿が登録されているって、どういうことなんだろう。「booking.com」との提携で雑になっているのかな。無理やり登録数を増やす行為がどこかで行われているかもしれません。
事前に予約をしていたホテルに到着したら「わたしたちは、もう何年もネット予約を受けていないんです」と言われ、空き室もないといわれました。この時はちょっと焦りつつ、でもホテルの人が「またか…」という様子だったので、「なんとかなりませんかね…」と相談してみたら、「お役に立つようにします。ちょっと待っていてください」と言われ、近所のホテルにかけあい、案内をしてくださることに。
予約をしていたのは、この「Hoang Lan 1 Hotel」。ラオカイの河口のメインストリート「Nguyen Hue 通り」沿いにあるホテルで、とてもよさげなホテルでした。
でも、満室でした。ここのホテルの人がすごく親切で
価格やベッド数、何階の部屋でエレベーターがないなどの情報とともに、「そこでもいいですか?」と別のホテルへ案内してくれました。
やってきたのが、その数件隣にあったこの「HOANG HIEP」という宿。
まったく英語が通じないのですが、「Hoang Lan 1 Hotel」の人がすべて説明してくれました。
すこしクラスが下がりますが…と案内されたのですが、じゅうぶんすごく、よいお部屋!
とても広くて清潔で、綺麗です。このお部屋は一泊40万ドン(2千円)。
バスルームのこれは、なんじゃ! と思ったけど(笑)
「Hoang Lan 1 Hotel」の人のおかげで、無事この街に泊まることができました。
この街は10分歩くと中国、という国境。
向かいには入出国管理をするオフィスと隣接した大きなホテル「SAPALY」があります。
イミグレーションとか、サパリーといえばタクシーで宿の前まで来れるので、とても便利でした。
この宿の人はまったく英語を話せないのですが、親切にしようとする気持ちが強い人ばかりで、まったく問題なくコミュニケーションがとれました。
トイレットペーパ−がなくなったときも絵を描いて、「オウオウ! どうぞ〜」みたいな感じで、そういうやりとりで妙に癒える。
やっぱり日本にいるときは、「伝える」以前のところで一瞬使う抑制で疲れるのだよな…なんてことを思いました。
(このホテルのウェブサイトはないのですが、場所はイミグレーション施設の向かいです)