女ともだちが海外から帰国したので、「おかえり会」を兼ねて映画館へ行ってきた。
この映画で「恋しい」という表現がされているフランス語はどんなニュアンスなのだろう。
たいへんわかりやすく「さあ、性別というものに向き合ってみなさい」というテーマを軽快におしゃれに投げかけられる映画。
そして、帰りに口紅やスキニーパンツやヒールの靴を買いたくなる。
男女が信頼関係を築くうえでたいへん重要なことをあぶりだすヒントもいっぱい。
完璧ともいえる素敵な男性には残念ながら見いだせない、アレ。支配しようとしない男性にしか見いだせない、アレ。
かといってキュンと胸をつかまれるかと思いきや、そのアレを持ち合わせた友人である男性は、女性特有の迷惑なアレももれなく持ち合わせている。
その角度で寄りかかってこないで！ と言いたくなるなにか。この映画のストーリーの中でも、いったんそのうっとうしさで関係が切れる。この種のうっとうしさで友人関係が切れたり疎遠になるというのは、女性同士ではよくあることでは？ と思う。
ラストは「ほぅ。」と思うストーリー展開。男性同士のへんな駆け引きは、なんかへんだけどリアルだなと感じた。
▼銀座では18日まで上映だそうです。
彼は秘密の女ともだち Une nouvelle amie
