はあ。月見の宴ではふまじめな性分が顔を出してしまい、大失態。
名古屋でのはじめてのヨガクラスを終えていろいろ気がゆるんでいたとはいえ、人に注意されるほどのふまじめさというのは、小学生か!
もうしわけない気持ちでトボトボと歩いていたら、
同じようにトボトボと歩いている人たちがいました。
お?! なんかみなさん、反省ムード。な・か・ま・じゃーーーん☆
これから参加しようとしている人もいるみたいだし、入りやすいわ〜
ごめんなさいごめんなさい。って、なにげなく参加したけど、この人たち……
解説を読んだら、法然上人のお弟子さんの住蓮さん、安楽さんら、とのこと。
ってことは……
この黄色い蜜柑みたいなのもってる人が、イケメン説のある安楽房さんかな?
(勝手な予測。作家の浅野祥雲先生がそう設定したかはわからない)
お詫びをしてても、ついつい親鸞周辺ゴシップがマイ・データベースから沸きあがってきてしまう。
「解説を読んでもわからない」という同行者のヨガスタジオ・オーナーさんに「あー、これは……」と法然さんとそのお弟子さんや親鸞さんの話をすると、「うちこさん、態度はふざけてるけど、ほんと詳しいね」とほめられた。下げられたり上げられたりで、いそがしい。
んーでも、これはお詫びじゃないじゃないよなぁ。修行だもんなぁ。と思っていたら
すんごいお詫びしている人たちを発見! これよ〜、こういうのが欲しかったの!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
なんとなくスフィンクス。
この、真ん中のマフラーは、大人の親鸞さん。ダンディ〜。
同行者には、「"中田英寿のロングマフラー" "中尾彬のねじねじマフラー" みたいなかんじで、"親鸞さまの白マフラー" って覚えてもらうといいとおもう」と説明しておきました。親鸞さまは長身+白マフラーという、わかりやすいトレードマークがある。空海さんは「親指を内側入れたゲンコツで、コメットさんの棒のすんごい短いバージョンみたいなのを持ってる」という説明になるので、なかなか覚えてもらえない。
この隣の人のポーズの設定とか、想像すると、まじ泣ける。この五色園の作品群は、浅野祥雲先生の想定しているストーリーが、とにかく泣ける。
でも多くの人は、「泣ける以前のインパクト」に圧倒されてしまう。
さっき見かけたこの人は、ずーっと草履のヒモ結んでてぜんぜん練習しようとしないし。
アルジュナか!
予備知識があるとけっこう泣けるのですが、たぶん99%の人は笑います。
わたしはここでコンクリート像作家の浅野祥雲先生の心意気にいたく感動し、浅野先生のようなヨガ講師になりたいものだと、志をあらたにしました。
▼おわびの開催地はこちら
五色園(リンク先はWikipedia) 日本で唯一の宗教公園なのだそうですよ。