うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

日吉丸矢作橋出世の糸口(「五色園」愛知県日進市)


五色園には一つだけ、親鸞さまにも仏教にも関係のない場面があります。
日吉丸というのは幼い頃の豊臣秀吉矢作橋(やはぎばし)は愛知県岡崎市を流れる矢作川にかかる橋。ご当地エピソードというわけですね。日本で唯一の宗教公園といいながら、こんなトピックを仕込んでくるあたり、やるなぁ。



遠くから橋が見えた時点で、同行者のミエさんはただならぬ状況と思ったようで





ちょっとちょっと、なんなの? なんなの〜 と向かっていく





ミエさん:なにこの人? なにしてんの?
うちこ:わたしも、この設定はさっぱりわからないなぁ。この人は、玉袋筋太郎さんに似ているねぇ。





わたしには、そう見えました。



あとで調べたら、

12歳の時に奉公先の陶器屋から逃げ出した日吉丸(のちの豊臣秀吉)が矢作橋の上で寝ていたところ、付近を荒らしていた野武士の一団が通りかかり、その頭が日吉丸の頭を蹴った。


日吉丸はこれを咎め、侘びていけ、と。
で、この頭が小六正勝(蜂須賀正勝)という人で、日吉丸の度胸の大きさを買い、これが出生の糸口になったというエピソード。



この小六隊はなかなか大人数で、


さっきの玉袋さんの後ろでなんとなく為末さん風の人が構えているのですが、紋のデザインがしっかり入っている。





小六正勝さんの、





ボディ・プロテクターには不動明王が。





いい表情なんだよなぁ。





なんとなくサタデー・ナイト・フィーバー





まじめな人もいる。





この肘と膝と表情の皺の角度、表現力あるなぁ。


戦国武将のエピソードに詳しい人にはアツい話なのかもしれませんが、わたしはさっぱり。なんか盛って作られた話だろ、くらいの感覚です。
まーでも彫刻だアートだといってもモチーフが坊さんばっかじゃ、来ても一般的には観光した気分にならないかもしれないしね。
チョイスする場面にパンチがある。こういう一般化のこだわり、だいじだよなぁ。