うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

金沢文庫「称名寺」と特別展「曼荼羅〜つどうほとけたち〜」

今日は14時に銀座でヨガを終えた後、JRに飛び乗って神奈川県の金沢文庫へ行きました。高野山へ一緒に行ったしげさんと横浜で合流して、「曼荼羅〜つどうほとけたち〜」を観に行くのが本来の目的でした。
電車の中で、駅からの道のりをケータイで確認していたら、「称名寺」という大きなお寺があったので調べてみたら、真言律宗のお寺だということがわかり、「しげさん、俺、この寺を先に見たい・・・」とプラン変更。行ってみたら「曼荼羅」はこのお寺の敷地内で開催されていて「あー。だから曼荼羅展なのね」と納得。


これは、「阿字ヶ池」。おっきなお寺です。空海さんの像は扉が閉まっていて拝めませんでした。



ハイキングコースがあったのでものすごく気軽に歩き出したら、なかなかこれが険しくて(笑)。雨でぬかるんでいるし。



「イタイヨー、モウカエロウヨー」と太腿クンたちが訴えるなか、「ウルセェ! もう引き返せねぇんだよ!」と闘いながら登った頂上。近代化される町と自然がハーフ&ハーフなビュー。


さて。
ここまで来る途中で、ものすごい人たちに会いました。これも、ある意味「つどうほとけたち」


西国三十三箇所の名前が掘ってあるのですが、それぞれの仏様のポーズが今までにない楽しさ。



結跏趺坐で、「ナマステ〜♪」なほがらかヨギがいたり、



聖火ランナー頼まれたのはいいんだけどぉ〜、なんか今回ちょっとダルいわ」な感じで待機中の人がいたり、



「こぉぉ〜ぶぇぇぇ〜 ん泣いてどぉ〜なるのかぁ〜♪」と熱唱中の前川清さんがいたりで、見どころ満載です。お宝スポットです。探してみてください。


で。あまりの道の険しさに、一時はあきらめたのですが、
特別展「曼荼羅〜つどうほとけたち〜」へは入館時間ギリギリに滑り込みました。これがね、入館料400円でコンパクトに曼荼羅だけにスポットをあてていて、ほどよいんですよ。
観たものの中で印象に残ったのは

 ・三昧邪曼荼羅(さんまやまんだら)
 これは、仏のかわりに持参物や象徴物で曼荼羅を描いたもの。絵がとてもきれいで中国っぽい配色。

 ・敷曼荼羅
 結縁灌頂の儀式で床に敷いて使ったというもの。

 ・法曼荼羅
 仏ではなく梵字を配列した曼荼羅

 歓喜天曼荼羅(かんぎてんまんだら)
 ずばり、「ガネーシャさん祭!」南北朝時代のものだそうですが、すげーポップな感じでした。

わりとこうゆうのってすぐおなか一杯になりやすい体質なので、この特別展は展示数が程よくて良かったです。あまり真言密教に興味のなさそうな女子の二人連れも、「三昧邪曼荼羅」には釘付けになってました。単純に、絵としてかわいいです。
お近くの人は、ぜひ。そして体力があれば、前川清さんを探してみてください。