年末年始をタイのチェンマイで過ごしてきました。チェンマイの旧市街は東京の皇居をひと回り小さくしたくらいの大きさ。
今日紹介するのはその外堀に沿って北側に建っている寺院で、日中の時間帯に旧市街側の道から見ると塔が神々しく見えます。
神々しいので入ってみたのですが、タイはわたしの感覚で見ると不思議な国で、日常に信仰や祈りが根付いていつつ、これは不敬にならないんだ……と思うような状況をたびたび目にします。
ここでもそんな光景を目にしました。
この塔がすごく目を引きます。
ガイドさんと観光客、という組み合わせで来られている方々がいらっしゃったので、有名なお寺なのでしょう。
お正月だったからか、干支の絵が描かれたカラフルなものがたなびいていました。
向田邦子ドラマに出てくるお父さんに似た魚たち。パッとサイデリア。
塔の入り口の鳥。鳥の中に埋め込まれたキラキラしたものがとても美しく、鳥の首のカーブや表情がコミカルで、まーかわいいこと。
猿と像の姿勢も、かわいらしい。水を乞うているのかしら。
塔は近くで見上げると、こんな感じです。
その周りを歩いてみました。
顔・装飾・背骨。どれもがアグレッシブ。
うわお。目まで飛び出ちゃって、アグレッシブぅ。
後ろにしれっといる、シヴァのファミリー。
事件はこのあと起こりました。
タイの人にとっては普通のことでも、わたしには事件でした。
わー。仏様がいっぱい☆ と思ったのですが
仏様に、そんな仕事させる?!
糸で向かいの建物の支えの補強を、仏様が・・・。
よっしゃ。そこはわたしが支えましょう。
(このほかのお寺でも、仏様がちょうどいい場所で手を挙げていて、指に紐がくくりつけられて何かを補強している、という光景を見ました)
こういうのが不敬にならない感覚が、タイ。
よくわからない。だけど確実に日本人よりは信心深い気がする。
他にもユルい光景がそこらじゅうにあり
チーム・ガネーシャが勢ぞろいしているスポットもありました。
仏様がニッコリしながら力仕事をしているのを初めて見て、わたしも身体を鍛えて頑張ろうと思いました。
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