うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

これまで各地でヨガクラスに参加してくださったみなさんへ

こんにちは。ヨガのうちこです。今日はお手紙のような感じで、わたしの予定・考えていることを書きます。
いつもだいたいこの時期は関西のヨガクラスのお知らせをしていたので、このタイミングでいまのわたしの考えをお伝えします。

 

結論から書きますが、今年はどの地方へもヨガクラスを開催しに行きません。可能であれば来年以降にまたいつかお会いしましょう! 行きたい気持ちも積もる話もマウンテン、エベレスト、チョモランマです。
そしてこれは東京住まいでないとあまりピンとこない感覚だと思うのですが、今年わたしは東京の民(たみ)として、漠然とバイキン容疑者扱いをされている気持ちで4月~9月の半年間を過ごしてきました。毎日のようにそんなニュースを目にすれば意識のファンデーションも整うもので、もともと国内でGOTOしまくっていたわたしのような人間のメンタルも初期設定値を書き換えられるほど、GOTO以前の東京は世の中がまるっきり変わったと感じる半年間でした。
緊急事態宣言が解除された後も、東京から埼玉の実家に帰ろうとしたら来るなと言われたとか、ほかにもえげつない本音を聞かされた人々の話を聞き、そんなものかと凹んでおりました。

 


後にも詳しく書きますが、わたしはもともと昨年(2019年)の9月末時点で、2020年はこれまでのように活動できない予定でした。わたし自身が3月から仕事を変えようと考えていたためです。それに加えてオリンピックの混乱も予測され、ヨガについては活動方法を調整しなければならなくなるかな…と考えていました。
銀座に毎週いると、くいだおれ人形のような制服を着たオリンピックのボランティアの人たちが研修なのか練習なのかで歩いているのを見ることがあって、ああほんとうにオリンピック、やるんだなぁ…と思っていたのです。
そんなこんなで東京のヨガクラスはお知らせ(一斉送信メール)を2019年末までの間にフェードアウトさせ、今年からは自発的に(あるいはブログでお知らせを見つけて)おいでになるかたとだけ練習をすることにし、昨年の秋には福岡でのヨガクラス初開催にチャレンジし、自ら動く人と会えるうちに会うために活動してきました。それが去年の夏から年末までの話です。
(広島、福岡でお会いしたみなさん、お元気ですか!)

 

 

わたしは2013年から個人単位で働き方改革をやっていて(社会の変化を待てなかった)、自分自身の意識の円グラフをどのように配分するか考え、生活を組み立てています。

昨年は職場の大移転が決まり、それを機にどうするか考えたり訊ねられたりしているうちに転職を考えるようになりました。
そんななか、まさに転職活動のタイミングでコロナウィルスの流行が起こり、その後はハラハラ・ドキドキのジェットコースター。まるで昭和にタイムリープしたかのような圧迫面接に遭遇したりして、それなりに疲弊しました。(このことは以前書きました
いまわたしの周囲には何人か失業している人がいます。広告を収益源とするサービスは想像通り影響が早く出て、そして外資系の会社のほうが判断が早いなどのこともあり、衣食住に関するサービス以外でも状況の変化が知人から伝わってきます。なので、わたしはたまたま仕事があるという感覚でいます。
ヨガに関しても、ご自身のヨガクラスが休講になったことで「気になっていた "うちこのヨガ" に来れました」なんてご縁が一時的に発生したかたがいて、なんだかあれもなつかしい思い出です。
あの頃は1、2か月で収束するものと思っていました。10年前のことのように思い出していますが、今年の話です。

 

 

さて。
わたしは今年、なるほどこうやって民衆の意識は管理されていくのかという流れを経験し、なるべく多くのことを感じ・考えようとしています。
東京のヨガクラスは以前のように情報をフルオープンにしない形にし、6月からさまざまな方向性を探ってきました。
わたしはこれまで8年間「初参加の方もどうぞ気負わずおいでください everybody welcome!」という形で、各地で様々なヨガクラスや講座・読書会を行ってきました。そういうやりかたで経験を貯めてきました。
現在はそれらをふまえて足し算引き算の整理・活動前提の整理を行い、これまで使用させていただいたスタジオの方々の状況も鑑み、場所や日時の移動・開発テストを進めています。週末に開催していた銀座のクラス(大人の遠足)については同じスタジオでの再開を考えていないため、置きマットをされているかたには引き取りをお願いすべく先日個別でご連絡をさせていただきました。
(すべてのかたと連絡が取れました。ありがとうございます!)


緊急事態宣言以降いちばん多く質問をいただいていた平日夜のクラスは、年内は開催予定がなく来年のこともわかりません。
感染者個人を追跡するやり方が社会のベースにある限り、これまでのように開催場所や日時をオープンに告知して人前に出ていくイメージを持てません。別の顔を持つ以上は非国民扱いによって追い込まれる可能性を孕む、そこがトレード・オフな社会環境のなかでヨガ指導活動をするって、わたしにとっては「ないわー」という感じなのです。

 

 

インターネットの活用方法もこの半年で大きく変わりました。
ZoomにGoogle MeetにSkypeSNS付帯のライブやメッセンジャー機能、さらにビジネス専門会議ツール・スレッド型チャットツールのあれこれ…、わたしは日常がオンライン漬けなので、ヨガまでオンライン化する気持ちがまったくありません。ブログのためにパソコンを開くことすら、近頃は仕事の延長のように感じておっくうです。
だからヨガの練習くらいは、これまでの対面の信頼ベースでしっぽりやりたい。だってヨガだもの。

そんなこんなで地方も行けるとしたら来年で、最初は交通の便的に名古屋か神戸になるんじゃないかと思います。

 

 

以上のような理由でわたしは以前のように姿を現しませんが、声だけは音声週報でお届けしておりますよ!
お弁当を買ってお金を払わずに店を出てしまったり、サザエさんに負けず劣らずのルールルルルッル~♪な、頭おっぺけぺー週報です。

 


あとは、ひっそりと練習を楽しんでいます。

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べちょ~ っとしております。頭おっぺけぺーで、べちょ~、です。これがわたしの平常運用です。知ってましたか?開脚前屈でスマイルすると、全員こういう顔になるんですよ。三点倒立をすると全員が朝青龍に似てくるのと同じ原理です。


これからのことは、これからのことです。いま聞かれても、わかんにゃい! というのが正直なところ。いまはこれまでの関係性に感謝しながら時を過ごそうと考えています。