たまにしかやらなかったりマイナーだったりして、なかなか名前を覚えられないポーズってありませんか?
わたしは古めのタイプのヨガをしてきたので、モダンヨーガ(といわれるもの)の流れで登場したポーズは、名前を知らずにやっているものがけっこうあります。
今日紹介する「コークスクリュー」(栓抜きのポーズ)は、やりながら「なんで栓抜きと言うのだろう?」と、ずっと不思議に思っていたポーズです。
こうやって少しずつ脚の付け根を伸ばしていって・・・
上半身をツイストして後ろ足を掴みます。
わたしの認識がそもそも違った
コークスクリューは英語で「栓抜き」です。
「なんで栓抜きと言うのだろう?」とずっと思っていたわたしの認識がそもそも違っていて、栓抜き違いでした。
わたしはビールか焼酎しか飲めないので、左の「栓抜き」しか頭の中にありませんでした。
ですが、モダンヨーガの発展する西欧諸国で「栓抜き」といったら、右のものなんですね。
きっとワインを飲める人は、考えなくても体感でピンとくるのでしょう。
教えてもらって気がついた
自分が生徒としてレッスンを受けた際にこのポーズを取り入れていたインストラクターさんがいらしたので、ざっくり質問したら、ざっくり回答があって、なるほど! と思いました。
わたし:このポーズはなんでコークスクリューって言うんでしょうか? 辞書で調べたら「栓抜き」だったのですが。
先 生:栓抜きか。気にしたことなかった。「コークスクリュー」という名前で覚えたから、「コークスクリュー」と呼んでいました。
わたし:どこがどう栓抜きなんだろう・・・と思って。
先 生:クルクルしてるからじゃない?
わたし:そっか!
先生の「クルクルしてるから」という一言で、そっちの栓抜きか! となりました。
この先生はワイン党なのだそう。
ビール党・敗北の巻、なのでした。
たぶん、こーゆーこと。
内観しながらじわじわ納得
わたしはこの種の、内観しながら納得するタイプの名前が好きです。
「椅子のポーズ」とも言うけど、「ウトカタ・アーサナ」って、サンスクリットで言うと「しんどい体位」「きっつい体位」という意味になります。
これね
↓
やりながら、「きっついわー」と思った瞬間に、あ、自分はいまこのアーサナに没入していると感じて、「いま、ここ」を感じます。
今日紹介したコークスクリューも、「いま、わたし栓抜き!」と思うと、「いま、ここ」度合いが増してきます。
イメージしながら動くヨガならではの楽しみです。
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どなたさまも、初めての方も久しぶりの方もどうぞ。
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