先日、小説『しろばんば』に猛烈に感動したと書きました。
登場人物たちが自分のなかにしばらく住み着いてしまって、読了してお別れするのが淋しくなるほど感情を持っていかれました。
この二人のせいです。
だめだ。近寄ったらきっと泣いてしまう。
と思って近づいたのだけど、、、
おぬい婆さんが想像よりも若い!
口の悪さに引っ張られて忘れてたけど、ばあちゃんは、もともと下田の花柳界の人。
チャーミングなわけなのよね。
洪作は想像通り。
感動のボルテージが最高の状態で「湯ケ島」へ行ってきました。
湯ヶ島はこんな建物のある温泉地で、昔は75度くらいのお湯が湧いていたそうですが、近年は温度がだいぶ下がってきたそうです。この土地の人が教えてくれました。
『しろばんば』を読んでから行くと、数分歩くごとに「ここはあのエピソードの場所かな」と思う瞬間があって、じーんときちゃう。
同じようなことをしている人が結構いらっしゃっているそうです。