小諸から2駅、しなの鉄道に乗って軽井沢寄りに向かい、信濃追分駅で降りて散策をしてきました。
駅から1.2キロほど、坂を登って登って宿場町近くの「追分」交差点まで行くと、看板があります。
道中は木々に囲まれ、風が吹くと天国。そして日なたは地獄! 激しすぎる夏のコントラストを楽しみながら向かいました。
左がいまの中山道で、右が旧中山道。
道は東から南西へ約1キロほど、資料館や文学館、蕎麦屋やカフェの並ぶ道で散策ができます。
郷土資料館・堀辰雄文学記念館周辺
東側には文化施設があり、駐車場もここにあります。
駐車場の前の小川で、冷たくてきれいな水に足をつけることができます。
古道具屋さん
雑貨屋さん
こんなすてきな古本屋さんもありました。
道にいくつも、交換本棚があります。一冊入れて、一冊持っていくゆるいシステム。サマセットモームの本があったり、なにげに豪華な品揃え。文豪に愛された宿場町ならではの粋な計らい。この棚のデザインが可愛くていい感じです。
分去れの道標周辺
旧中山道は真ん中あたりにものすごく人気のお蕎麦屋さんがあって、さらに西へ進むとまた車がびゅんびゅん通る中山道と合流します。
石碑が立っています。
ここのパン屋さん&カフェ「一歩」は水出しコーヒーが美味しくて、かかっているレコードもナイスで、とても居心地のよいお店でした。
旧中山道にも、かわいらしい植物が咲き乱れていました。
泉洞寺
道の途中にお寺への入口があったので、立ち寄ってみました。
曹洞宗のお寺です。
素晴らしい胴長バランス、のお不動様と右の人のげんこつの小ささがたまりません。
入る前から心が癒やされました。
涼しく気持ちのよい風が吹いていました。
歯痛地蔵(堀辰雄の愛した石仏)と入り口に誘い文句があり、まんまと誘われました。
ざっくりとした、軽めのムンクの叫びのような仏さま。かわいすぎです。
しなの鉄道って、いいとこ走ってますね。旧北国街道だけでなく旧中山道も歩けるなんて、近くへ来てみるまで知りませんでした。
▼旧北国街道は、前に歩きましたの