ラオカイの街散策に国境見学、バックハー市場といういくつかの観光が終わり、今度は帰路(復路)です。ハノイへ戻ります。(往路の様子はこちら)
バスチケットは前日にラオカイ駅前にあるお店で買っておきました。
ラオカイ駅に向かって右に、上の写真のお店があります。(下の写真はラオカイ駅)
「明日ハノイまで行きたいのですが」と言うと、何時発があるのか、集合時間は何時かをばばばーっと説明され、
「じゃあ9時の便で」「オッケー。8時半にここへ来てね!」という感じでパパッと予定が決まりました。
チケットはひとり21万ドン(1050円)。往路が1400円だったので、帰りはずいぶんお安い。到着地は高速バスターミナルまでなので、そこからハノイの市街地へは自力で行くチケットです。
到着まではこんな乗り継ぎでした
- 8:30 ラオカイ駅前からミニバスで高速バスターミナルへ出発
- 8:45 バスターミナル到着。高速バスに乗り換える
- 13:30 ハノイのミーディン・バスターミナル近くへ到着
- 14:20 ミニバスでザップバッド・バスターミナルへ到着
- 14:50 8番の路線バスでホアンキエム湖近くへ到着
高速バスに乗り換えます。この日は祭日だったので、華やかな服装のおねえさんと一緒でした。
ゆったり読書などをしていると、お楽しみの休憩ドライブイン・タイム!
乗るときはどこまで行くのかあまり気にしていなかったのですが、バスの右に「GIAP BAD」と表記されているのを覚えていました。
なのでわたしは、なんとなくザップバッド(発音はザバッ)まで行くのかな… と思っていました。
ぐっすり寝ているうちにハノイへ着いたようで、起こされて降りました。なにこの路上?
よくわからないまま、「ここで待つのよ」みたいに言う人がいたので、その人と一緒に待ちました。どうやらここは中継点のようですが、ミーディン・バスターミナルの近くの路上でした。
よくわからないまま、やってきたミニバスに他の人が乗ったので、われわれも乗りました。
どこへ行くのだろう…、と思いながらGPSを起動したら、どうやら「GIAP BAD」へ向かっています。さっきのはバスターミナル同士の乗換えだったようです。
わざわざ市街地から遠い「GIAP BAD」へ向かったわけなのですが、「GIAP BAD」は前回の旅での思い出のターミナルなので、まあいいかという感じで車窓からの眺めを楽しみました。
バス会社のオフィスの前で降ろされました。ここから路線バスでホアンキエム湖方面まで行かねばなりません。
バス乗り場を聞いて、数十メートル歩きました。
8番バスで、30分ほどでホアンキエム湖へ着きました。路線バスはひとり40円くらいです。
はじめてだったらたぶんドキドキした展開ですが、ハノイは郊外に大きなバスターミナルがいくつかあることをざっくり把握していたので、「あらー。遠回りしちゃったわ」という感じでたどり着きました。
地域を移動するときは分業で連携されたサービスを乗り継ぐ感じになるので、バス会社のロゴやスタッフの人たちが着ている制服を覚えておくのがポイントです。
なんとなく他の乗客のかたが「あなたたちも行くんでしょ?」みたいな感じで声をかけてくれるのはとてもありがたい。基本的にみなさん雑なんだけど親切で、悪いようにはしませんよ、ほれ行きますよというコミュニケーションがすごく居心地よく感じます。