うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子 著


公共施設においてあり、読みました。
思わず携帯にメモしたくなったことを残していました。すこし時間をおいて、いまになって「なんでここが響いたのだろう」と思い出しながら紹介します。(文言はほぼ引用なのですが、ページ数はメモしていませんでした)

環境の奴隷にならないこと。

自分からすすんで奴隷になって弱者の斧を振り回すようなことは、二重でよくないので気をつけたい。


価値観は言葉以上に実行する姿で伝えられる。

簡単な行動よりも、できるだけたいへんな実行で。気持ちが引き締まる。



いい出会いをするためには、自分が苦労をして出会いを育てなければならない。出会っただけでは信頼関係は結べない。

「リアルでコンスタントに会っている親しい友人ほど、Facebook上ではリアクションせず隠れあうの法則」を想う。



信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。

98%も人を信頼したことがないなぁ、と思った。98%って、そもそもマインド設定としてリスキーと思う。



何度もリハーサルをしておくと、本番で落ちついていられるように、大きな死のリハーサルとして小さな死を、生きているあいだにしておくことができる。

心が死ぬことって、繰り返すとちゃんと慣れたりする。いろいろ安定するので、悪いもんでもない。楽しくないこととイコールでもない。



仕返しや口答えを我慢すること。

さらには、自虐的になることもないように。とも思う。自虐的になると、「かわいそうなあなた」を求める人が寄ってくる。
1月24日のラジオ「ジェーン・スー 相談は踊る」のラストで、まさにこの対応をされていました。1ヶ月しか聴けないので、ぜひ聴いてみてください。こういうことって、実は人の心の中でたくさん起こっていると思う。(その場面は16分30秒から)


わたしが読むと、性悪説ベースになる。
「置かれた場所で」というだけでなく、いつ植え替えされても、植え替えが必要になっても大丈夫なように、考えながら咲かなくちゃな。と思います。


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