うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ラベル考察。Gマーク、モンドセレクション、世界遺産

ヨガの指導者をしている友人との会話。



「うちこちゃんは、ぜんべーヨガアライアンス登録、興味なさそうだねぇ」
「ない。毎年、一回飲める分くらいお金かかるんでしょ?」
「それが理由か!」



ヨガは生命の知恵や技術であって、アイデンティティを定義づけるものではなく、視野を狭くするものでもなく、「わたし」という個そのものとはあまり関係がない。持ち物でもないうえに、そもそも永遠に続く持ち物はない。
でもこういうラベルの仕組みやお金の流れが発生することも含めて、エネルギーのやりとりを考察するのはおもしろい。人間の数やアイデアの数の上に成り立つさまざまなライセンスやラベルについて、ほかの世界の話を聞くと、さらにおもしろい。





ウェブのUIデザインでグッドデザイン賞を受賞した友人との、2年前の会話。


「おめでとう!」
「ありがとう」


 〜いろいろ話す〜


「ところで、このマークはずっと使えるの?」
「それがさ、うまくできてんだよ。ほれ(URLもらう)」
「お。この個人・中小企業向けの期間ボリュームディスカウントとか、価格設計もグッドデザインだわ」
「ほんと、うまくできてんだよ」





このときプロダクト系のラベルビジネスに興味がわいたので、よくみる「モンドセレクション」について調べようと思ったら、もうNEVERにまとまってた。
え、そうだったの!?モンドセレクションの衝撃真実

  • 日本から出品した食品の8割が入賞している。


結論。
あなたが一緒に練習をしたいと思う先生は、あなたがいい先生と思ったら、その瞬間、それでよいのですよ。
富士山は世界文化遺産にならなくても「おおっ」ってなったり、その偉大さに安心したりします。新幹線の中からでも、気持ちが動きます。存在に力のあるものは、「 "おおっ" て思うところですよここは〜」なんてことを、可視化しなくてもいいと思うんです。
むしろ、それをされるとヒいちゃったりしませんかね。本のおおげさな帯や、全米が泣いた映画や、テレビのテロップもそうです。わたしは、平泉はただの平泉であって欲しいと思うようなところがあります。うまくいえないのですが。




「ほんものの先生」の「ほんもの」の成分の半分は、生徒ドリブンです。
Saha Navavatu(サハナーヴァヴァトゥ)というマントラのとおりです。
わたしは生徒のとき、教えてくれる側の人についているラベルよりも、自分ドリブンのモチベーションをなにより大切にしています。