ヒンディー語の街の看板などを使ってヒンディー語の綴りや音を説明している本。
いきなりはわからないだろうけど、ちょっとナーガリー文字のわかる人には楽しく読めそう。
ヒンディー語は「音」が多いのをナガーリー文字だけでやり、しかも英単語もナガーリー文字でやる。日本語だとカタカナになっていることで外来語と認識しやすいものも、ぜんぶあのゴニョゴニョした文字でやる。
ナーガリー文字は文字化けしちゃうので、今日は手書きのメモのキャプチャを紹介します。
P30の、軽いチャと強いチャがあるという説明。
「緑茶」と「加藤茶」なら後のほうが強い。でもカトちゃんになると「茶」のあとが「ん(n)」だから強くなんない。わたしの説明だとそんなふうになってしまうところが、この本ではちゃんと学べる。
P48の、この「あんがい」と「あんない」の説明は実にわかりやすい!
そしてやはり、「va(wa)」です。
サハナーヴァヴァトゥというマントラの出だしや「サットヴァ」などの頻出音なのだけど、「甘噛み」なのでいつも自分的に気をつけて発音していても、「バ」と認識した人は「バ」に寄るし、「ワ」に近いことを認識している人は、この微妙な発音をコピーする。
耳のヨガほうもたくさん聴くようにしなくちゃ。という気持ちになる本でした。